「アクションではなく、サイコサスペンスに徹底した方が。」ブリッツ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションではなく、サイコサスペンスに徹底した方が。
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警官を殺すサイコキラーを捕らえる為、有能だが粗暴で問題児の刑事が、ゲイで紳士然とした警部補と組んで活躍する物語です。
ジェイソンステイサム主演ですがアクションは抑えめ。サイコキラーを主軸においたサスペンス映画です。
ステイサム演じる主人公は、アウトローをアピールしたいのでしょうか?少々やり過ぎ。情報提供者やバーのマスター等への対応を見ると、共感どころか嫌悪感すら持ってしまいます。
サイコキラー役は良い味を出しています。不気味さ・狡猾さ・切れっぷり。何れの要素も兼ね備え、憎しむべき敵役を演じてくれます。
女性警官の麻薬についてなど、サイドストーリーも上手に組み込んでいて話に奥行きを深めています。
ただ、ラストは頂けません。結局殺してしまっては何にもなりません。それが許されるのなら、拉致して殺して沈めてしまえば良いわけですから・・・決定的な証拠を掴み、手錠をはめるストーリーであって欲しかったですね。
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