007 スカイフォールのレビュー・感想・評価
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おうち-210
ボンドガール不在?と思っていた私が間違いだった。
彼女がいた。
ラミマレ&アナ・デ・アルマスちゃん参戦により、ダニエルボンドを新作までに見返そう作戦も順調にこなしております。
新作にも登場する役柄が登場してきて、いよいよ!という感じがしますな(私的に)。
オープニングのアクションからは一転、そこからはサスペンスとドラマ。アクションを期待して見ると、オープニングが山だったかもしれない。
オープニングのミッションで心と体に傷を負い、遠くでその日暮らしをしているボンドが目にした、MI6爆破映像。
これを期に復職したボンドが出くわすのが、Mのかつての部下。
ハビバルが演じるこの悪役。スパイものにありがちなサイコさや、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで彼自身が演じたようなコテコテの悪役ではなく、
元MI6というスマートさを残しながら不気味で、人を嘲笑っているかのような独特な雰囲気がとてもバランスがとれていて良かった。
印象的な悪役は?と聞かれて、すぐ挙がってこないかもしれないけど、作品の中の調和を乱さない悪役だった。
コイツほんとに人間なのか?と思うような上司同僚(いい意味でも悪い意味でも)は居ますが、Mは人間だった。周囲に悟られないよう苦悩していた。
私達と同じように、罪を侵し、心の中でその罪が確実に生きていた。その罪がハビバル演じるシルヴァ。
ダークサイドに堕ちた彼と、忠誠を誓うボンドとの対比が描かれている。
孤児がスパイとして育成され、慕うのがMだった。だから、シルヴァも母と呼ぶ。その母への刃の向け方が切ない。
きっと彼自身の本心がそうさせたのではなく、許せない何かを心の中で増幅してきたこれまでの思いが今回の事件。
だから、せめて母だけではなく、、、という彼の願い。
アクションももちろん見たいけど、こういった人間の心を描いたボンド作品もなかなかいいと思いました。
いやー、長文書けてホッとした(笑)
At Skyfall. 最後の一匹
「スカイフォール」って何だかカッコいい響きだけど、どんな意味があるんだろう?暗号とかかな?オープニングでのアデルの歌詞は「空が落ちる」と訳されてるな。んー、直訳。等と思って観ていたら、まさかの地名でした!!
という訳で2020年のダニエル・ボンド最終作へ向けて観直し007の第3回です。本作も面白かった!
今回はトルコから始まったボンドさん。その後、避暑地でやさぐれて、ロンドン、上海、マカオ、そして軍艦島っぽい何処かを経てからの再びロンドン、最後はスコットランドのスカイフォール(実際の撮影はグレンコー)でした。
本作のボンドさんはいきなりトルコで撃たれてたのでビックリ!しかも味方に。そりゃいくらボンドさんでもやさぐれますわ。完璧にスネちゃってました。それでもMI6の危機にはちゃんと戻って来るのが良い所。でも自堕落した分テスト結果はボロボロの赤点。Mの情けもあり現場復帰。
そこから大きな市場中国への目配せをちょっと感じる上海へ飛んで、マカオでボンドガール発見!と思ったらあっさり捕まっていかにも怪しげなシルヴァ登場。せっかくゲットしたボンドガールはあっさり殺されちゃうものの、見事にシルヴァを捕まえます。
やった!と思うのも束の間、シルヴァには普通に逃げられます。実は全部シルヴァの計画で、上手いこと手のひらで踊らされてたボンドさん。ロンドン地下で危機一髪になりながらもMを救って実家のスカイフォールへ帰郷。でも実はボンドさん実家嫌い。いや、わかるよ。あんな周りに家もなく、学校も遠そうだし、ましてやお店そのものが全くない立地。周りが遠すぎてどう見てもバスも通ってなさそうだし、友達を家にも呼べないしで子供だったら嫌いにもなるでしょう。
そんな嫌いな実家にあれこれ細工してシルヴァを迎え撃ち、家を爆破させたり、池に落ちたりでピンチになりながらも最終的にシルヴァを倒してMI6に返り咲く。そんなストーリーでした。
敵のシルヴァが良かったですね。マザコンっぷりが強烈ですが、見た目に反して?ボンドを手玉に取る知能犯です。ちゃんと敵が強いとストーリーが引き締まります。これまでずっと出てたMが殺られてしまったのは悲しかったですね。
Mとシルヴァの関係が物語を牽引しているのですが、それでも本作のメインはちゃんとボンドさんなんですよね。ボンドガール要素が薄かった分、終始ダニエル・ボンドを堪能する事ができました。ここまで長いシリーズでもしっかり内容もアクションも面白く作れるサム・メンデス監督ってただ者ではないと感じた一作でした。
【"007 " meets "サム・メンデス" 素晴らしきケミストリーを起こした”ダニエル・ボンド”シリーズの傑作の一つ 】
”ダニエル・ボンド”シリーズはどの作品も粒ぞろいなのは、万民が知る所だが、私が今作を愛でる理由は幾つかある。
1.傑作「カジノ・ロワイヤル」と「慰めの報酬」が連動しているのに対し、今作は単作でありながら、スケール感の大きさ、ストーリー展開の秀逸さ、今まで描かれることが少なかった”MI-6”内の人間関係も絡ませている点。
2.シルヴァを演じたハビエル・バルデムの圧倒的な存在感と酷薄に見える姿。そして、哀しき報復の理由。(一部、上記1.と被る。)
3."M"(ジュディ・デンチ)と上司ギャレス・マロリー(レイフ・ファインズ)との緊迫感溢れる関係性の描き方。(と、その後の”M”の姿)
4.今までにない位、追い詰められていく”MI-6”と、その理由。(一部、上記2.と被る。)
5.ボンドシリーズは美しき女優たちの活躍も見所なのは周知の事実だが、今作でも、哀切なセヴリン(ベレニス・マーレイ:かの美しきフランス女優に何してくれるんだ、シルヴァ!)の姿がシルヴァの酷薄さを際立たせている所及び、イヴ(ナオミ・ハリス)の成長していく姿。
6.”Q"(ベン・ウィショー)を若き、魅力あるキャラクターとして、完全復活させた点。
7.スカイフォールの守り主、キンケイド(アルバート・フィニー)の懐かしき姿と、その後スカイフォールで繰り広げられる大迫力かつ緊迫感溢れる戦闘シーンの豪快さ。(そして、少し明かされる007の過去)
8.最後に、上記を全て受け止め、演じ切ったダニエル・クレイグの姿。
そして、今作を造り上げたサム・メンデス監督の剛腕。
以上である。
<2012年12月1日 劇場にて鑑賞>
<その後、数度自宅にて鑑賞>
初クレイグボンド
趣味:Resurrection
ジェームズ・ボンド・シリーズ第23作。
第66回英国アカデミー賞英国作品賞受賞作。
DVDで5回目の鑑賞(吹替)。
原作シリーズは未読です。
「カジノ・ロワイヤル」で完全リブートされ、ボンドは決して完全無欠のヒーローでは無く、ひとりの人間であると云う側面が強調されるようになり、人間味を増した人物像に惹かれました。ダークなストーリーも相まって、クレイグ版ボンドが大好きになりました。それまではピアース・ブロスナン派。
ジェームズ・ボンドやMI6に最大級の危機が訪れる本作、面白くないわけが無い。冒頭から凄まじいアクションで魅せてくれました。ところが、まさかの任務失敗で川に転落(FALL)してしまい、行方不明になっちゃうボンド。
諜報員のリストが奪われたことで責任を追及されるM。MI6本部が爆破されたことを皮切りに、敵の本当の目的が彼女への復讐であることが判明。彼女を魔の手から守るための戦いが開始されました。本作のボンドガールはMなんだなぁ…
自身の復活と、心から信頼してくれているMのために、狡猾で冷酷な敵シルヴァに、傷つきながらも決死の覚悟で挑んでいくボンドの姿がひたすらカッコ良かったです。
本作がシリーズでいちばんのお気に入りになりました。
追手を誘き寄せて、自身の生家「スカイフォール」で迎え撃つ展開が秀逸の極みでした。こちらは3人、敵は大勢。小が大に立ち向かう醍醐味が素晴らしかったです!
戦いの果てにシリーズを揺るがす出来事が発生。初見の時はめちゃくちゃショックでした。常に彼を見守ってくれていた存在。彼も母のように慕っていた存在。悲しかったです。
[以降の鑑賞記録]
2020/12/27:Blu-ray(吹替)
※修正(2022/10/23)
デンチ様の勇姿を目に焼き付けろや。
次回作がこれほど待ち遠しいのは初めてだ!
感動した!
さすが50周年記念作だ
ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドはこの3作目にしてリブートが遂に完結したのだ
過去2作とはお話は直接は繋がってはいないが、三作揃って初めて、21世紀の現代の新ジェームズ・ボンドが誕生する物語が完結する仕掛けだったのだ
単独で本作を観ても面白いだろう
しかし、本当の面白さ、感動は3作品を順に観なければ分からない
本作で遂に駆け出しだったジェームズ・ボンドが、本当のジェームズ・ボンドになった
マカオのカジノに乗り込んで東洋美女を横にウォッカマティーニを飲み良いシェイクだというボンドは、タキシード姿もようやく板についてきた
地下鉄車輌に乗り込んだ時の軽口
レトロなボンドカー、アストマーチンを繰り出すときに響き渡る007のテーマ曲
これこそボンドだ
やはり敵が大きく強くなければ、ジェームズ・ボンドはボンド足り得ないのだ
未来的な上海の超高層ビルのシーン、シルヴァの無類の強さ、まさかそこまでやるか!という度肝を抜く展開
ここを今作ではキチンと押さえてきた
前作での課題を見事なまでにクリアしたといえる
監督も撮影も音楽も変わった
特に撮影は実に見事だった
前作までのような手ぶれカメラとクローズアップを多用した手法はスピード感は有っても、スケール感や画面の美しさはなかった
しかし、今作のカメラは美しく気品すらある
夜の上海のシーンやマカオでのシーンは特筆ものだ
冬のスコットランドの荒涼としたシーンも見事だだった
スコットランドをメインにしたブレイブハートより美しく撮れているかも知れない程だ
このシーンの素晴らしい出来映えによって、我々はジェームズ・ボンドの人間の成り立ちと心象風景がこのシーンによって理解できるように撮られているのだ
スカイフォールとはスコットランドにある、ボンドの実家の屋敷があったところの地名
ボンドの両親の墓もでてくる
中盤の精神科医による診察でスカイフォール?という質問はもちろんここのことだろうが、冒頭の恐ろしく高い橋からのボンドの転落シーンにもかかっており、さらに終盤の凍結した池からの転落にもかかる
しかし、本当にかかっているのは、Ml6が敵側に浸透されM自身が暗殺の危機のさらされるどころかMl6本部が爆破され、さらには大臣が出席する審問会まで襲撃されるような事態を受けているのだ
つまり冷戦後の世界は終わった
そして始まったのは今までが天国と思えるようなテロまみれの時代だ
冷戦の時のような厳然とした戦線はない
どこに戦線があるのかも判然としない
次の瞬間に戦線は頭上を通過するかもしれないのだ
今までのような「緩い」時代ではなくなった
天が崩れ去ったのだ
スカイフォールとはそういう意味だったのだ
そしてそれはテロに日々脅かされている現実そのものであり、映画の中の話ではない
それが21世紀の現代なのだ
女性Mとして過去7作を演じたジュディ・デンチは今回で降板
見事に旧世代から、21世紀の現代にバトンを渡した
審問会でのMのスピーチシーンは感動ものだ
今作の真のボンドガールは彼女だった
ボンドの腕の中でこと切れる彼女の額にボンドが涙を落としながら口づけする姿はまるでラブシーンのようでもあった美しいシーンだった
そしてまたボンドは母の死を看取る息子のようでもありました
これまでのダニエル・クレイグのボンドは、口うるさい母に反抗する子供のようなものだったのかも知れない
孤児になった彼が秘密情報部員となり上司となったMが彼の中では新たな母の存在となっていたのだ
両親の死を受け入れ数日間閉じ籠った秘密トンネルから出て来たとき彼は大人になっていたという
しかし、それは本当は母の愛に飢えた心をねじ伏せた背伸びした姿だったのかも知れない
無意識に母を求めており、Mにその対象を見つけたのだ
母に認められたい、その欲求が彼を駆り立ていたのかも知れない
それは敵のシルヴァもまた同じだ
彼は母に愛されず捨てられたと思いこみ、復讐を誓う子供だ
つまり彼は裏返しのボンドだったのだ
Mを守り切ったのにも係わらず、彼女は耐え切れず何かをボンドに伝えようとするが言葉にならず力尽きる
だがボンドには伝わっている
貴方をずっと信頼していた、そのような言葉だったのだろう
その時、厳しい母に認められ彼は遂に本当の大人になったのだ
そあなたが一番可愛い息子だった
彼にはその様にも聞こえたのだ
ボンドの流す涙は母を失った涙なのだ
そしてまた今作は、新マネーペニー誕生物語でもありました
このボンドと一度ならず共に働いた現場上がりのマニーペニーなら、彼の活動の実態と仕事の進め方をよく知っている最大の理解者として新ボンドのこれからの活躍を大いに支えてくれるに違いない
ともあれ、新M、新マネーペニー、新Qが揃った
新ジェームズ・ボンドの活躍の準備はできた
このラストシーンにたどり着く為にこの3部作が必要だったのだ
ダニエル・クレイグのボンドは今作ではわざと年齢相応の老け方をみせる
その謎はこのラストシーンで解けた
若さは老練に変わり、余裕をもった旧世代にも匹敵するボンドに完成されたその姿を見せるためのものだったのだ
次回作がこれほど待ち遠しいのは初めてだ!
シリーズ最高の大傑作
監督サム・メンデスと聞いた時には正直・・・ん?と思いました。『アメリカン・ビューティー』は好きな映画ですが、いくらなんでも作風違い過ぎでは?と。でもそれは全くの杞憂で過去最高の大傑作でした。ファン心理の裏をかくオープニングから、そういうオチかよ!とファンならずとも膝を打つエンディングまでテンションが一切緩まない高密度のドラマ。最近のアクション映画のトレンドであるパルクール中心の派手な追跡劇を最小限にとどめたタイトなアクション・シークェンス。隅々まで計算され尽くした全てのカットに添えられる簡潔かつ重厚な台詞。散りばめられた旧作への限りない敬意の点が線になり、面になり、やがて完全な球となる・・・ネタバレを避けるとこんなショボいことしか書けません。こんな重厚なドラマを敢えて世に問うた製作陣の英断に心から感謝します。
シリーズ最悪の2連発の1発目
シリーズ最悪の駄作2連発の一発目。スペクターも糞。こんな上品を気取った糞どもが、本当に上品で上質な偉大なるカジノロワイヤルや、アクションに振り切れた荒々しく熱い慰めの報酬に肩を並べること自体不愉快極まりない。
まず悪役シルバの造形。監督自身も言及しているが完全にダークナイトのジョーカーをパクっている。そこに何かオリジナルの印象深い何かがあるわけではなく、本当に設定を適当に付け替え役者を変えただけのジョーカー。悪役としての凄みを表すための具体的なエピソードが差し込まれれば見方も違っただろう。例えば、パクリ元のジョーカーで言えば、ハービーデントを〇〇〇〇〇〇〇にしたり、捕まっても手下の腹爆弾で逃げ切ったり、とにかくこいつヤバくてスゲーと思えるエピソードに事欠かない。ジョーカーは故ヒースレジャーの熱演だけじゃなく、優れた脚本と演出も合わさることで伝説となったのだ。慰めの報酬の悪役グリーンはボンドガールにオイルを飲ませて溺死させる。これも印象深い。こういうのがシルバにはない。ただ狂った演技をしてババアを追いかけるマザコン気質の不細工だ。
アクションもシーン自体が少なく、前2作に比べると勢いがない。というかちゃんとしたのは冒頭と最後くらいしかないじゃないか。元々007ってアクション映画だよね?
ストーリーもボンドのMの関係、ひいてはボンド自身の過去を掘り下げようということで悪くはないが・・・だれる。アクションも無く、あってもショボいから眠くなる。007ってアクション映画だよね?
総括してシリーズレギュラーのMを殺す事でなんとかファンの心を引きつけるも、それ以外は心に残るストーリーもない、アクションもない、往年のとんでもメカも出てこない全く中身のないコピー糞映画ってとこですね。
なんでポールハギスに撮影させなかったの?
バランスの取れたストーリー、アクション
タイトルなし(ネタバレ)
ダニエルボンドはクール過ぎて今回も馴染めず。Qも若造で楽しい新兵器が無く、セクシーボンドガールも登場せず、しかも今回はMが死んでしまうという展開で長年のボンドシリーズを愛する私にはシリーズとして完全にアウトだった。中盤からは歴代と比べる事無く全く別のスパイ映画と思って観ていた。
23作目はM(母的な存在)を巡る物語
・仲間の銃弾に撃たれて水中に落ちる「007は2度死ぬ」のような場面で始まるオープニング
・アストンマーチンのボンドカー登場で「昔に戻ろう」の台詞にもあるように旧作へのリスペクトが感じられた
・撮影が特徴的で、モヤがかかってたり、長崎の軍艦島だったり、夜の真っ暗な中家が燃えてたり
・パソコンオタク青年にキャラ変したQ、2代目M、そしてラストに明らかになるマネーペニーと役者が揃ったところで幕
・旧友シルバー(ハビエルバルデム)とボンドの対決はまるで「ゴールデンアイ」
今回は郷愁ある作風で、派手ではありませんでした。 オープニングのア...
今回は郷愁ある作風で、派手ではありませんでした。
オープニングのアクションシーンからオープニングテーマ曲へのくだりは、さすがハリウッド映画、テンポよく、映像もカッコイイ!
そして、ボンドカーが目玉の様で、登場シーンで場内が湧いてました。
私的にどうしても引っかかったのは、Mの机の上の、ユニオンジャックを背負ったブルドックの置物。「裏切りのサーカス」でもジョン・ハート扮するMI6トップ、コントロールのデスクの後ろにも飾ってあったそのブルドックの名は「Jack」イギリスの磁器メーカーRoyal Doultonの製品だそうです。
繋がりは不明ですが、イギリスの国犬であるブルドックは、もともとはブルベイティング(ブル(雄牛)と闘争させる競技)の為の犬で「勇気」「不屈」「忍耐」の象徴なんだそうです。
まさに、今回のボンドにふさわしい言葉かもしれません。
懐かしい曲も聴けました。映画「トト・ザ・ヒーロー」でも使われた、シャルル・トレネ の「ブン!」
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