「出だしは快調ですが・・・・」007 スカイフォール lindhawkさんの映画レビュー(感想・評価)
出だしは快調ですが・・・・
全くの予備知識無しで観賞しました。
冒頭の列車での激闘からMI6本部が爆破されるまでは、
画面に引き込まれましたが、ボンドが軍艦島に乗り込む?あたりから、
俄然話がつまらなくなり、SKYFALLでの決戦
(何故ここで戦うのか?何故MI6は応援に来ないのか? 皆さん分りました?)
のあたりでは「早く終わらないかな…」と思ってしまいました。
よく考えると、存在さえも秘密のハードディスクを、
何故第一線のエージェントがノートPCに入れて持っていたのかも良く分らないし、Qに折角もらったワルサーも余り有効に使われないし…と、
いい加減な脚本という印象です。
折角登場した古(いにしえ)のボンドカー・アストンマーチンDB5も、
Mとのやり取りで脱出シートの話が一寸出たのが嬉しかったですが、
余り活躍しないで爆破されてしまい、残念でした。
ただ、本作を非常に高く評価されている方も大勢いらっしゃいますので、
人の感性というのは様々なんだなと思います。
007は、「死ぬのだ奴らだ」以降をほぼすべて、
劇場でリアルタイムで観賞していますが、
次回作を観に行くかどうか微妙です。
「死ぬのだ奴らだ」ではなく「死ぬのは奴らだ」でした。
ついでにもう一点、
軍艦島でボンドガールの頭上の酒入グラスを打ち落とそうとする場面で、
ボンドは「故意に」的を外したのでしょうか?
借りた銃で、その「癖」も調べずにいきなり撃ってしまったので、
わざと外したのかなと思ったのですが、
(後半のSKYFALLではライフルの試し打ちを行ってましたよね)
良く分りませんでした。
一寸もやもやしてますので
何方か教えていただけると嬉しいです。