「終わりの始まり」007 スカイフォール 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
終わりの始まり
ボンドはスーパーヒーローではない。
痛みを伴い過去を引きずり、やがて老いる。
そこが素晴らしい。
この辺りからダニエルクレイグ版は最後か?と言われてた
気がする。次回作スペクターで最後だと言うから
映画館に観に行ったら、また次もあるそうだ。
なので、今作からダニエルクレイグ版終盤3部作となると
思う。
M然り老いと言う言葉がキーワードになっている。
しかし、ただ老いるだけじゃなく若い世代のMI6が登場し
Qと言う相棒を得て、作品としては若返ってるから凄い。
敵も前作の小物感漂う相手じゃなくて
ハビエルバルデムだから、観ててゾクゾクする。
老いたとは言ってもバリバリ体は動いてるのでアクション
も見応え充分。
クライマックスは老人版ホームアローンって感じで
面白かった。
MはMOTHERのM。
男はいつまで経っても子ども。
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