「25年ぶりの衝撃」ヒミズ Shinjiさんの映画レビュー(感想・評価)
25年ぶりの衝撃
25年前20歳の時に出会ったレオスカラックスの映画「汚れた血」。あの時感じたあの感覚と同じような心の刺さり具合を「ヒミズ」で体験できた。カラックスと園子温、ドニラバンと染谷将太、ジュリエットビノシュと二階堂ふみ、ミシェルピコリと渡辺哲、モダンラブとアダージョ、そして走って行くラスト。浮浪者のくだりはポンヌフにも通じるが、詩的なセリフと疾走感、クライムムービーであり恋愛青春映画、そして抉るような心の痛み、、まさしく汚れた血。現時点で私の中でオールタイムベストの邦画と出逢えました。
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