「田舎の家族のこじんまりとしたいい話」幸福(しあわせ)のスイッチ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
田舎の家族のこじんまりとしたいい話
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:65点|音楽:70点 )
父親のことが嫌いで会社の上司が嫌いで自分が理解できないものをひたすら否定し続けてきた娘が、父親の仕事をすることになって初めて彼がやってきたことを知って違う角度で物事を見ることが出来るようになり、自ら積極的に理解をしようとすることが出来るようになる。自分の思い通りにならない何かがあるとすぐに感情的になり不満不平をぶちまけるだけしかしなかった主人公が、後半には社会のことを学んで少し成長した。たったそれだけの、こじんまりとしたちょっといい話。この作戦計画をしたお姉さんが実は偉い。二枚目の沢田研二のこの役柄には新鮮な驚きだった。
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