「親の背中を見て育つ・・」幸福(しあわせ)のスイッチ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
親の背中を見て育つ・・
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無名の女性監督のマイナーな映画にジュリーが出演しているのが驚きでした、出演動機は脚本に惚れたからとか・・。
いかにも日本人らしい、特に地方では住民同士が助け合う文化が根強かったから、こんなイナデンのような客想いの電気屋さんが重宝がられていたのでしょう。
残念ながら劇中でも出てきましたが大手の量販店によって淘汰されるのも時代の流れでしょう、ノスタルジックに思いながら鑑賞。
人づきあいが苦手で不平不満ばかりで終始不機嫌な主人公玲(上野樹里)が実家の電気店を手伝ううちに、父(沢田研二)の生き方に触発され、子供のおもちゃを直して感謝されたり補聴器をおばあさんに売ったことで感謝されて承認欲求を満たされたのか、性格が変わってゆくお話、誰かの役に立ったり感謝されることで幸福感を得るスイッチが入るのでしょう。
悩める若者向けの地味な田舎の電気屋さんのお話でした。
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