「ドラマ史上最高の絶望感」伝説巨神イデオン 発動篇 ジュリエッタさんの映画レビュー(感想・評価)
ドラマ史上最高の絶望感
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見るつもりなかったけど、なんかYouTubeに上がっててツイ見てしまった。
子供の時にテレビ放送で打ち切られてしまったのに非常にがっかりしてたのに映画でラストをやると知って学校のなんかの催し物が横浜であって、帰りに一人で関内の映画館によって見てきたことを思い出した。
当時見た時は異星人同士の禁断の恋や、妬み嫉み、憎しみなど子供であった自分にはよくわからなかったが、今回改めて見るとなるほどと思うと同時に、これ子供向けなの?誰に向けて作ったのと思わざるを得ない。
とにかくこれほどまでに絶望感のある最終回は見たことがなく、ずいぶん長い間心の中に残っていたものだった。ラストで輪廻転生のようなエピソードをつけるが、今生きている欲にまみれた自分に肉体を失ったコスモたちの気持ちにはなれず、なんか取ってつけたような終わりに感じてしまった。
多分小学生の低学年の頃からデビルマンや漂流教室など救いのない物語にひどく惹かれることが多く、そういった物語の中ではベスト3に入るアニメだったと思う。ただ2022年のいま見ると、やはり作画や演出など残念な部分あり本来なら★5はあり得ないのだが、ノスタルジックな思いにマイナスをつける気も起こらず★5を付けさせてもらった。
見終わるとため息が出ちゃいます。
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