「本来のジェームズ・ガン」スーパー! 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
本来のジェームズ・ガン
面白かった。
キック・アスより前の作品だと思ったら
後の作品だった。
それもメジャーにいまいちなれない要因なのかしら?
キック・アスの元ネタだと思って見てたから、
これパクられてんじゃん!と思ったけど、
キック・アスの後作品と言う事は、
キック・アスがヒーロー化され過ぎてることに対しての
ジェームズ・ガンなりのアンサーなんじゃないかな?
と思えました。
僕もヒーローって正しい存在として肯定的にしか
描かれてないけど、
悪人に対してやってることは復讐と言う名の暴力だし、
変身と言う名の変装はヤバい奴だと思ってたので、
そう言う点では、これぞヒーローって感じで
皮肉が効いてて楽しかった。
マーベルもよくコイツにガーディアンズを撮らせたな、
と思いました。
もっともリアルなヒーローはエレン・ペイジだった。
あの頭のおかしさこそヒーローのマインドじゃないのかな?
そしてヒーローの末路も救いはないけど、
あれで正しいと思いました。
主人公はもう頭の回路がやば過ぎて、
映画だから笑えたけど、
近くにいたら一番怖いヤツだった。
コメントする