超・悪人のレビュー・感想・評価
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連続レイプ犯の10周年記念ドキュメンタリー
連続レイプ犯の10周年記念ドキュメンタリー(笑)
若かりし頃の白石晃士監督の作品で・宇野さん主演と言うこともあって鑑賞。
「バチアタリ暴力人間」がどうにも苦手で、この作品もダメだろうな~と思ってたら
結構「愛してる!」寄りの青春を感じる謎の高揚感があった。
下品な言葉をあえて使わないで『ショブる』『ズボる』みたいなオリジナリティある表現が白石監督っぽい。
女の子のワキガ臭が好きと言う斜めいく性癖もだけど、レイプ犯のスタンスとしては
純愛と捉えていてこんなに好きなのに何でヤレないんだ!と言うイカれたキャラ作りが
「恋するけだもの」の女装オジサンに通じていて原点を感じました。
取材陣が共犯関係になるっていうと「オカルト」にも近いし、浅野忠信主演の「[Focus]」にも似ててクライムとフェイクドキュメンタリーの相性はやっぱりいいと感じたな。
やえこさんも久保山さんも登場してなんだかオールスターの下積み時代作品として
ニヤニヤしながら見られる(笑)
ラストにかけての展開が好きすぎるな・・・・
それまでのシーンはずっと緊張感があってこっちも殺されるんじゃないかって怯えながら見てたんだけど、愛の究極を見てしまい脱帽した。
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