「待ち伏せと招待の狭間で…」パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会 全竜さんの映画レビュー(感想・評価)
待ち伏せと招待の狭間で…
クリックして本文を読む
やり尽くした感のあるシチュエーションで、両者の生死を賭けた指揮権の奪い合いが面白味の焦点と成るのだが、早々に主が罠を仕掛け、狂気がアクセル全開で暴走してしまうため、ペースに戸惑い、呆れ、そして、ダレる。
主のダンシングシーンなんざぁ、突き抜けて、シュールやなとすら感じた。
このノリで延々とツッ走っちまうのかな…と危惧したものの、さすがは天下のドル箱シリーズ『SAW』スタッフ陣。
騙し討ちが二転三転し、ドンデン返し好きには
それなりに満足できる作品に仕上がっている。
鍵を握る主の正体のギャップは強引もイイ所だが…。
用意周到な狩猟作戦は凄いと思うけど、なぜ彼が家を訪ねてくると予知できたのだろう。
んまぁ、いいや。
では最後に短歌を一首。
『来客を 笑みでもてなす 完璧に 腕を奮ひし 踊る晩餐』
…コレじゃ〜味気ないねぇ。
少し踏み込んでもう一首
『駒浮かぶ 水面に招く 影連れて 腕フリ踊る 傷の結び目』
by全竜
解る人だけ解りゃあイイや。
コメントする