ムカデ人間のレビュー・感想・評価
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なるほど
残虐描写には耐性が高いのだがパスカルロジェのマーターズとこれは長らくトラウマが抜けなかった。
しかしYouTubeにあったTheHumanCentipedeのキャストインタビューを見て、完全に呑み込むことができた。
インタビューは三連につながる白人女性二人と日本人男性による映画広報で、ムカデ先頭の北村昭博が、高いテンションで映画の真意を説明する。
そこで彼がこんなことを言っていた。
(英語で)「監督はジニアスだよ、美しい白人女性が、東洋人男性のうんこを食う、究極のスカトロジー、フェティシズムの境地だね」
なるほど、と思った。排泄物フェチを立体化するためのムカデであり、それをより過激にするための先頭の日本人なわけである。
その解釈を得てトラウマが消えた。
人は得てして、わけがわらないとき怖い。すなわち、動機を知ることは、恐怖を払拭する最大の武器だ。
阿鼻叫喚の修羅場となる映画と違い、艶っぽいAshleyCWilliamsとAshlynnYennie、やんちゃっぽい北村昭博が、ニコニコしながら終始ノリノリでインタビューに応じる様子は、映画本編より興味深かった。
女優二人はその後しばしばホラー系で見かけた。二人ともきれいで案外易々とムカデから脱却している。
それと比べると北村昭博は園子映画でチラッと見た程度、キャリアがまだムカデを背負っている。(TokyoTribeではムカデだった)
2作目は、連結と血糊が増し増しになったが、白黒に救われた。
また醜態の雰囲気がやたらサマになる役者LaurenceRHarveyを知った。
3作目はセルフパロディになってしまってペケ。
ダメサバイバルのお手本。
そもそも、知らん国の森の中で車道でもないところを1時間も歩いてはいけません。
次に、麻酔で眠っている友人を担いでは逃げられません。
最後に、一連托生の後続部をおいて自分だけ逝ってはいけません。
まあ博士のサイコっぷりが最高です。
怖さを上回る愛嬌というか何というか。
冒頭の犬を悼む博士、キメ服で手術前のプレゼンする博士、出来上がってウキウキの博士に爆笑。
(絶対に映画館では見なかっただろうけど)何も知らない状態で見てみたかった…
一番かわいそうなのは、博士のお気に召さなかった野グソのおっさんで、一番怖かったのは森の中のセクハラジジイだ。
グロテスクさは期待を下回る
個人評価:3.4
かの有名なムカデ人間。
人間を繋げるという発想は類を見ない猟奇性があるが、それ以外の演出、描写、グロテスクさはB級ホラーよりも下回り、期待した映画ではなかった。3部作という事だが、この手の映画はシリーズを重ねる度にクオリティが落ち、コメディ要素を入れがちなので、期待はしないが、気になる映画にはなってしまった。
逃げて逃げてーと応援しながらの視聴
バカ映画だなーと笑える部分もありつつ、やはりホラー。
がんばれ!そこだ!こうしろ!と、拉致され苦しみムカデ人間たちを応援しながらの視聴。
ここで少し違う応戦方法を取れば解決できたのではないか?と思える隙がそこかしこにあるので余計に。
かなーりバッドエンドだが、きっとあいつは助かると信じたい。
ムカデ
繋げてみたかった。それだけ。
それ以外でもそれ以上でもない。
繋げたんだって思った。それだけ。
ご飯の食べれる先頭
うんこ食べれる真ん中
なんも食べれない後ろ
どこがいい??
ほんとにキモい映画。
「そうだ私は変態だ!!」(CV:若本)
映画を観すぎて刺激が強い物でないと面白いと感じなくなってしまったので、ちょうど良い感じでした。医師が若い女性を犯す事に全く興味がない点でも、狂気の半端なさを上手く表していたと思います。医師はドイツ人だし、先頭が日本人のヤクザというのも何か良かったです。
アイデアの勝利
というか実際に映画にした事がすごい!
ありがちなストーリーに「ムカデ人間」を組み込むだけでこんなに面白くなるもんかと。
普通なら勝手な事をしたり暴走したりした人間は殺されておしまい、だけどなにせ繋がっちゃってるもんだから
「いやいやいやいやいやいやいや」
ってなるという(笑)
アイデア1発だけじゃなくて思いのほかきちんとしたホラー映画に仕上がってた。
ムカデ人間の人選や順番、博士のキャラ設定などが秀逸で、笑える要素満載!!
グロシーンも少なめなので友達と見て話のネタにするのに最適な1本!
ただ、想像力が豊かな人は要注意かも
日本人男性がムカデ人間に…
マッドサイエンティスぽい人種が大好きなので、割と楽しめました。
しかし3人を繋げたムカデの先頭が、日本人男性。
なんと、こってこての関西弁でぎゃーぎゃー喚く…
笑ってしまいました…
DVDで鑑賞したため吹き替えでも見てみると、主役が若本規夫さん!
サザエさんに出てくるアナゴさん…
これまた笑ってしまいました…
あまりグロテスクなシーンはありませんでした。
みんなが噂する映画
ホラー映画が好きな人がネットで生放送をしていて、そこで名前を知りました。
私のB級ホラー映画にハマる入り口です。
最初はムカデ?ん?ムカデで人間に何かするの?という感じで、オススメされたので
借りて見ることに。
医師の考え自体はなんだかよく分からないけど画期的な気がする…人の尊厳を奪うのとか…最高かよ…と感じました。
とりあえず医師の家が素敵でした。
サイコ紳士って感じが好きな作品です。
性別や繋がる順番も面白いです。
B級の中でも高度なス○トロ作品だと思いました。異色な恐怖から笑いが溢れますよ!!
一般の人でも知っているので、話のネタになります。どんな感じ?と聞かれた時なんとなくあらすじ話して、人の嫌がる顔を見た時が1ばーん…この人の顔を見るために見るような映画なのかもな〜と感じました。
一度は考えた事があるだろうが、実際に繋げてしまうという発想は笑う。...
一度は考えた事があるだろうが、実際に繋げてしまうという発想は笑う。当然ながらツッコミどころ満載、怖さより痛々しい描写への不快感でゾワゾワ。オチは漫☆画太郎的「死ーん」完。B級としても半端な感じ
人気があるようだ
生理的嫌悪感を引き起こすいくつかのスプラッター描写くらいしか、
心を揺さぶられる箇所がない感じの単純な内容だが、
ツッコミどころ満載の展開をゴリ押ししてマジっぽさを装い続ける絵面はシュールで、
しょーもなさすぎるんだけど、それはそれで面白い
つなげてみたい とかいうキャッチコピーも、
実際はそんな可愛らしい感じじゃないわけでなんだか笑えた。
なお近所のレンタル店では人気作になっていた。
3人の人間を繋げよう作
3匹の連結した犬の写真を見つめるハイター博士
車のトラブルで家を訪ねて来た2人のリンジー、ジェニーと拉致して来た日本人カツローを“ムカデ人間”にする(手術内容説明シーンが本作で一番不気味)
先頭カツローの排泄物を飲み込むジェニー(結合部は包帯のためグロテスク描写はほぼない)
カツローが隙を突き博士の足をメスで突き刺し首を噛みちぎる、脱出を試みるもカツロー自決(ここまで来たなら倒して)
警察(に見えない)と撃ち合い相討ちで博士射殺、最後尾のリンジーは病死し泣き続けるジェシー
頑張れば脱出できそう、警察も詰めが甘い、絵は面白いが締まらない作品
丁寧な変態映画にして、これぞ正しき“合体モノ”。
ケビン・スミスの「Mr.タスク」があまりに期待外れだから、本家“合体モノ”と言うべきこっちを見といて正解だった。そもそもディーター・ラーザーを引き入れたのが正解だね。一目でこいつ“ヤバいヤツ”だと納得できる顔立ちだからさ(“顔面変態”だしね)w
言うほどムカデ人間がグロすぎないのも良かったね。いわゆるネタで片づけられる極め付けのバカぶりだから、嫌悪感は薄くすんで良く分からんがホッとしたわ(ビジュアル微妙なのが幸)。実際動く画面のショボさやどっから見てもムカデに見えない…良い感じのチープさもかえって気楽に見られたよ(ムカデ人間演じる役者、絶対楽しんでたでしょ)。
役者陣の話なら先端担当・北村昭博かな。口の悪さは目立つけど、反撃の機会伺う目、絶つ直前の最期の台詞…てっきりネタで終える予想をそこで裏切るとは意外!それも「まおゆう魔王勇者」で“メイド姉”が観衆の前で「人間宣言」した場面を思い出すほど崇高場面(?)!
話題の変態ハイタ―博士はまさにこっちの予想通りマッドサイエンティストキャラで、最後頭撃ち抜かれるのは待ってただけにスッキリした。合間に完成喜んで感動してる面を入れて、グッとさせられるという不覚(いや、ダメだろ!そんな感想)、定石通りでも安心だったね(首謀者やっぱり笑い所がなきゃほんとダメだ)。
ぶっちゃけ何も残らないし、話のタネになる程度だけど、一度鑑賞してしまえば鼻が高くはなるんじゃないかな?“どう!?オレ見ちゃったよ!!”な自慢話のタネとしてね。
あ、最後にもう一つ!エンドロール後の『ムカデ人間2』超特報圧巻だった(サプライズとしても笑)。締めの“(日本公開)もちろん未定”の文も完全分かってる人の仕事だし、ここも絶対最後まで見てね!
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