荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIEのレビュー・感想・評価
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カッパ・星・金星人 珍キャラクター大進撃
父から“誰にも借りを作らない”の教えを信条としている御曹司の行は、ある時荒川で溺れた所を自称“金星人”の少女ニノに助けられる。恩返しとして彼女の要求で恋人となり、“リク”と名を改められ、荒川の河川敷で風変わりな住人と暮らす事に…!?
アニメ化も実写ドラマ化もされた中村光の同名ギャグ漫画。
本作はその実写ドラマ化の劇場版。
毎度毎度の事で恐縮だが、漫画もアニメもドラマも見た事ナシ。
変わった作品程度の知識の初心者の一感想。
面白いつまらないで言ったら、まあ面白い方だと思う。
荒川の河川敷に暮らす変わり過ぎの面々がとにかくユニーク。彼らとリクの噛み合わないやり取りはそこそこ笑ったし。
中盤からはシリアスな雰囲気にもなり、異文化に触れて自分を見つめ直す主人公は映画の王道。ニノとの恋はファンタスティックで、父との確執のドラマは物語のキー。
だけどもやっぱり見所は、このユーモラスな面々。
村長でカッパの小栗旬、器の小さいロックな“星”=山田孝之、銃を持ち歩く男の“シスター”=城田優…イケメン俳優たちの快演が楽しい。ドS女の片瀬那奈なんてハマり過ぎでしょ(笑)
そしてニノ役の桐谷美玲の可愛さは反則。不思議ちゃんで気が強そうで孤独を抱えていて…男なら誰もがKO!(笑)
色々説明を求めたらキリがないので、本作は黙って不思議な世界観と個性的なキャラクターを演じるキャストの迷演を楽しむ映画。
感動できます
アニメを見たときは、コメディーとしてかなり完成されてポエムもぐっとくるアニメだったと記憶しています。
そんなアニメの完成度に対して、実写化は劣ってしまうだろうと思っていました。でもそれは完全な間違えでした。
序盤は役者の芝居とアニメの声優の芝居の温度差に若干戸惑いましたが、話が進むにつれて慣れていきました。
カメラワークや演出とかもかなり凝っていて面白いし、ストーリー設定がアニメ以上に凝っていて(原作はどうなのか知りません)、それが感動につながったのだと思います。
笑いの部分では確かにアニメの方が上を行っていますが、泣かせる部分だとこちらが上かと。
とにかく「荒川の河川敷に僕も住みたいっ!」てなりますよ!!
荒川で始まるファンタジー
この作品、主要キャラクターを公式サイトで調べて知っているのみ。原作マンガとアニメはまったく読まず・見ず状態で観に行きました。
そのため、原作やアニメファンでよく知っていて観た方とは見方が違いますが、どうかご了承を。
鑑賞券をいただいて興味は充分あったものの、実は映画観るまで「私の周りで話題になってるけどホントに面白いの〜?」とあまり期待せずに観に行ったのです。
原作ファンの方、すみません。
けれど最近の「マンガをあれもこれも実写化」の風潮に少し辟易していたので、「この作品も安易に映画化してるんでは?」と思ってしまった。
いや、観てよかった。映画見終わって、何となく幸せな気持ちで友人とお茶しながら、映画の感想を語れましたもの。
上映時間は長過ぎず、短すぎず。ストーリーは原作を知らないことをひとまず置いても、サクサクとテンポよく、面白く進むのでストレスは感じず。
これは原作を知らず、何も考えずに観る方がいいかも、とまず思った。
それと主人公の、荒川の住人達のずれたセンスや会話へツッコむセリフに何度も笑いました。元々原作キャラがそれぞれかなり個性的な点も良かったと思う。
渋谷で観たけれど、10〜30代らしき他の観客も上映中けっこう笑ってました。
他のサイトで、この映画のレビュアーの方が書かれていたような、ある種のカタルシス(浄化作用)も感じますね。お金で買えないものに主人公のリクが意義を見いだす所、村長のセリフには特に色々思う所あり。
日常生活に少し気持ちが疲れていた時に観たから、余計に楽しく面白かった「荒川アンダーザブリッジ」。
小栗旬と山田孝之はハマリ役でしょう。かぶり物キャラになりきり具合が、面白いだけでなく、かえって清々しく好感持てた。他もミスキャストとは思いませんでした。
主役のリクとニノも清々しく、応援できるかわいい感じのカップルな雰囲気が良かった。
原作にいないという国土交通大臣の存在も特にストーリーをぶちこわす訳でもなく、問題なかったかな。
でも他の荒川の住人達の出番がやや少なかったかな。そりゃ全員にスポット当てるのはむずかしいと思うけれど。
映画を観ている間に何度も笑うのは何年ぶりだろう。私にとって、観てから初めて原作を読み始めたくなった映画です。
気分転換
高嶋が変な役にはまってる
最高だったよ…
賛否両論かな。
人には薦めない。
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