酔拳 レジェンド・オブ・カンフーのレビュー・感想・評価
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酔拳に至るまでが長い
酔拳創始者の物語かと思いきや、先駆者が別にいたし違うっぽい。
結局は他人がやってる酔拳を見て真似しただけだし。
1から酔拳を考案するとかなら良かった。
また、酔拳が始まるまでがめっちゃ長い。
映画の4分の3は酔拳関係ないし。敗北後の修行中に酒を飲むシーンはけっこうあったけど、それは酔拳と関係ないし。
そんなことより印象に残ったのが主人公の妻の良妻ぶり。
敗北した夫を立ち上がらせ、諦めずに気長に支え、2人で困難に立ち向かう。
めっちゃ良い奥さん!
幻覚と戦う主人公に恐怖し、1人で息子の奪還に行っちゃった時はマジかよと思ったし、最後は本当に残念だったな。
ってか何で殺したし。3人で家族になりたかったんじゃないんかい。
CG雑、ワイヤーアクション多め、ラストは中国映画定番のムキムキの白人との対戦。酔拳とはいうけどちょいちょいブレイクダンスっぽい。
色々不満はあるがアクションには満足。
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真面目な酔拳
酔拳はいい加減なおじさんが酔っ払って油断させたり、ふざけた感じなのが面白い拳法だと思っていたのだが、この映画の主人公は性格が至って真面目な人格者だった。そんな彼が妻の死に絶望してホームレスのアル中となって酔拳を繰り出すのが非常に深刻で、悲壮感たっぷりで、全然楽しくない酔拳だった。
この主人公は、途中から頭がおかしくなって、拳法の達人と修行をしていると思ったら、単なるイメトレだったり、全体的に暗くて悲しい話だった。義理の弟が、毒手の使い手で、毒虫や毒蛇に手を噛ませて特訓しているのが怖すぎた。
しかしストーリーやアクションはとても面白かったし、クライマックスもとても盛り上がってよかった。
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