劇場公開日 2011年5月14日

はやぶさ HAYABUSA BACK TO EARTHのレビュー・感想・評価

全2件を表示

4.0もとはプラネタリウムで上映されたもの

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

萌える

人間が出てきて感動ストーリーが繰り広げられる。
そんなテイストを期待して観に行くと肩透かしをくらいます。
もともとこれはプラネタリウムで上映された、
それもはやぶさが地球に戻ってくるずっと前に作られた
はやぶさミッションの紹介映像作品なのです。
映画じゃないと言うなら確かにそう。

ただ、小惑星探査機に「はやぶさ君」と名付けて
擬人化したことで
より世間で人気が出て感情移入して「泣ける」と評されたと
心構えしていかれるのがいいと思います。

自分は宇宙も大好きなので…冒頭の全視界宇宙からずっと号泣でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
こまめぞう

4.0同名映画がたくさんあるので要注意ですが、これが一番。

2020年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「タイタニック」以来の経験でした。
観客の6割が女性。
そのうち半分がハンカチを手に目頭を押さえている光景ってのは……。

その映画が、人間も動物も植物もなんにも登場しない、単なる人工衛星「はやぶさ」の映画なんです。

オタク少年ばかりが多くても不思議ではないテーマなのに、でも女性客が多数。
そして不覚にも、私も胸が熱くなりました。

昨日見たクソ映画の、おそらく予算は数十分の1だろうと思うけど、秀作でした。
そもそもプラネタリウム用に作られた映画らしいですし。

しかもストーリーはみんなが知っている話。
打ち上げて、戻ってくるだけの話です。
それで、これだけ人を感動させられるって、どういうことでしょうか。

惜しむらくは、公開映画館が少ないことでしょうか。

女性客が多いというのは、やはり口コミの威力なのかも知れません。
良いものを嗅ぎ分ける能力において、われわれ男性は、とても彼女たちの足元にも及びませんから。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
お水汲み当番