「マセラティとレンジローバーの区別・・・知らない。小さいか大きいかでしょ!」リンカーン弁護士 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
マセラティとレンジローバーの区別・・・知らない。小さいか大きいかでしょ!
最初は悪徳弁護士なのかと思っていたけど、リンカーンを事務所にする風変りの弁護士というだけだったようだ。さすがに、司法取引や元刑事の相棒フランク(ウィリアム・H・メイシー)を巧みに使ってるところはどうかな~とも思ったけど、これがアメリカ式なのだろう。
ある意味ハードボイルドタッチの弁護士を描いているだけあって、主人公は離婚していて、娘がいる設定。「家族を狙われるのなんて初めてじゃないぜ」みたいな台詞がかっこいいし、ハーレー軍団をも味方につけるところは痛快でもあった。
暴行事件の弁護でもあり、被害者の怪我もすっかり治ってるんだから、大したことはないだろうと思っていたら、過去の悪事が出るわ出るわの大騒ぎ。しかし、冷静なハラー(マコノヒー)は慌てない。しっかり、今の案件と過去の事件を同時に捌くかのような華麗なテクニック。しかも相棒があんな目に遭って・・・
ちょっと納得いかないマイケル・ペーニャ。割に合わない刑を食らっても明るすぎるのが難点だったろうか。そしてライアン・フィリップも二面性を出し切れてないのが寂しい。なんといっても愛車リンカーンでしょ。俺もドライバーで雇ってほしい。
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かせさんさんのコメント
2023年10月5日
昨日の深夜にやってたのを流し見てたんですが、中々面白いストーリーですね、テンポも軽快だし。
今作のマシュー・マコノヒー、知的でいいなあと思いましたけど、被告人の坊ちゃんのお母さんも強いキャラしてました。