「映画はなんでもアリ!」スリー☆ポイント バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
映画はなんでもアリ!
山本監督祭り六本目。
相変わらず面白いです。本作はドキュメント(と言うか取材)映像と非役者による物語と役者の物語のオムニバス。なんでもかんでもつめこんだアソート。
「美味ければいいじゃん!」
って声高らかに言われてる感じです。
これらに相関関係はないんだろうな。監督が面白いって思ったものを、並べたんだろな。って思います。たぶんこの頃はヒップホップ・ミュージシャンとたくさん仲良くなって、沖縄が好きだったんじゃないかな?(笑)
けど、妙にしっくりくるなー、構成が。なぜ?
キャスティングは最大の演出だと思いますが、この監督な非役者さんの登用はビシっとはまるなー。本当に空気感がよい。物語が厚みを持つんだよな。それだけで舌を巻きます。
ラストのswitchは山本監督の脚本力を楽しめました。短い時間に面白さが凝縮してましたね。山本監督、サイコスリラーを創ってくれないかなー?おもしろいの創っていただけそう。
沖縄の話は興味深かった。
人間の集合には必ずバカがいての話、激しく同意です。
沖縄、京都、東京(だったよな)。映像でめぐる三都物語、存分に楽しみました。
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