「普通のドタバタ恋愛もの」モテキ ringoさんの映画レビュー(感想・評価)
普通のドタバタ恋愛もの
原作のマンガもテレビドラマも見ていません。
んー、まあある程度は予想していたのですが、特にこれといって深い意味が込められた作品ではないですね。普通のドタバタ恋愛もの。
"モテキ"というキーワードがどんな風に作品を新鮮に感じさせてくれるかがポイントだと思うのですが、あまり関係なかったかも。
事前に見聞きした情報では、突然"モテキ"をむかえた主人公が4人の女性にモテまくって翻弄されるという話だと理解していたのですが、実際は、一貫して森山未來演じる主人公と長澤まさみ演じる女の子の関係が描かれていました。他の女性との関係は、主人公が優柔不断だからであって、"モテキ"だからではないように、私の目には映りました。
主人公の性格は、確かにこういう人がいるのかもしれないし、最近増えているのかもしれないけど、ちょっと演出が極端だと思いました。極端と言えば、突然ミュージカル仕立てになってキャストが歌って踊りだしたり、カラオケビデオのように挿入かの歌詞が表示されたりと、ヘンテコな演出もけっこうあって、あえてやっているということはよくわかりました。
そんな中、長澤まさみがとても魅力的でした。主人公の性格には共感できないけど、主人公がこの娘にほれるのは共感できるかも。
あとは、リリー・フランキーも存在感があったなあ。
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