劇場公開日 2011年11月5日

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「秋らしい深まり」ラビット・ホール xtc4241さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5秋らしい深まり

2011年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

皆さん、こんにちは(いま11月8日pm3:15頃です)

自分の行動がわからないってとき、ありますよね。
常識的には変だ。
論理的にはおかしい。
でも、そうしてしまう。そういうこと、ありませんか?

人間は制御した世界に生きている。
自分を自分でコントロールして生きている。
でも、突然、そのタガが壊れてしまうってこともある。
それは予期せぬ、偶然の出来事でそうなってしまう。

ニコール・キッドマン演じるベッカは子供を交通事故で
なくしてしまった母親を演じている。

こどもの命を奪った学生との交流。
ふつうから見れば、なんてことだ!
愛するこどもの命を奪ったやつだぞ!
信じられないと思うだろう。

でも、彼もまた、その事件に傷ついていることを知り、
ベッカもなにか癒される。こころの安定を取り戻しはじめる。
あの事件を直視しはじめる。

そんなこころの闇と再生・・・それが「ラビット・ホール」

ニコール・キッドマンが押さえた演技の中で、
こころの葛藤を見事に現した映画でした。
よい映画を見た後の余韻が残りました。

xtc4241