「秋らしい深まり」ラビット・ホール xtc4241さんの映画レビュー(感想・評価)
秋らしい深まり
皆さん、こんにちは(いま11月8日pm3:15頃です)
自分の行動がわからないってとき、ありますよね。
常識的には変だ。
論理的にはおかしい。
でも、そうしてしまう。そういうこと、ありませんか?
人間は制御した世界に生きている。
自分を自分でコントロールして生きている。
でも、突然、そのタガが壊れてしまうってこともある。
それは予期せぬ、偶然の出来事でそうなってしまう。
ニコール・キッドマン演じるベッカは子供を交通事故で
なくしてしまった母親を演じている。
こどもの命を奪った学生との交流。
ふつうから見れば、なんてことだ!
愛するこどもの命を奪ったやつだぞ!
信じられないと思うだろう。
でも、彼もまた、その事件に傷ついていることを知り、
ベッカもなにか癒される。こころの安定を取り戻しはじめる。
あの事件を直視しはじめる。
そんなこころの闇と再生・・・それが「ラビット・ホール」
ニコール・キッドマンが押さえた演技の中で、
こころの葛藤を見事に現した映画でした。
よい映画を見た後の余韻が残りました。
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