インモータルズ 神々の戦いのレビュー・感想・評価
全17件を表示
腹八分の戦い(いや正味6分ぐらいか)
いやいや、結構全編見どころあるのよ。
牛とかクワガタとか。
ほんっと途中まで金ぴか出ねえな、出ねえな、思ってたら、中盤
ドーーン!!
ああっ神様だ~!ありがとう。
眠気と飽き加減のちょうどいい具合に降臨なさる。
またしばらくして眠くなって、終盤
バーーン!!
ああっ神様だ~!ありがとう。
アリだな。
「300」にはこんな楽しめ方、至福な時間はないぜ!
神様のバイオレンスはえげつない!
もう、10年以上前の作品になるんですね。早いもんだ。
公開当時は、あの金ピカ鎧の神々たちから、セイント星矢が、実写化されたらこんな感じかなって、思った覚えがあります。
また、当時は、3Dが全盛の頃で、画面に集中したくて吹替版を優先に見てました。その度に何か違うって、不満に思ってたような・・・
ただ、面白かったって記憶はあるんだけど、内容は全く覚えていなかった。
でも、今回見直して納得ですね。グロいシーンのオンパレード。スプラッター大好きオヤジには大好物で、かなり楽しめました。
人間同士の争い然り、光の神々とタイタン族の争い然り。血・肉が飛び散るところなんてホンッと凄い。
とにかく、この戦闘シーンのど派手さ!これは新鮮であり、芸術的な美しさって感じでした。
そして、本作品で最も特筆すべきは、やっぱりミッキー・ロークでしょう。この当時、結構悪役が多かったんだよな。ここでも十分に魅せてくれます。って言うかこの悪者があってこその「インモータルズ」って気もします。とことん憎まれるから倒されたときの爽快感が増すってもんです。
あのクワガタムシみたいなヘルメットも彼だからこそはまってる?
【ネタばれ】
ところで、光の神々、なんか弱いよね。最初こそ、バッタバッタとタイタン族を倒していくのに、数に押されたのか、徐々に劣勢になって、みんな殺られちゃう。最終的に全能の神ゼウスが逃げ出したんだけど・・・
あんな生き埋めにされた程度でタイタン族ってやられちゃったの? って思ってたら、最後は空中で戦乱絵巻?最初っからみんなで行けばよかったのに。
黄金の神々と金玉潰しに興奮
巨人が出てきて凄い大迫力というのを期待したのに、クライマックスは大勢の兵隊同士の戦いでガッカリしました。黄金の神々も登場時は格好良いのですが大勢相手に次々に殺されてしまいスッキリしません。
神が介入するというのは良いのですが、人間たちの食事や排泄、武器や防具の生産、場所移動時の道中シーンも端折っていてリアリティがありません。俳優陣の顔もあまり特徴がなく誰が誰だか分かりにくいし、ラストの立派な像を誰が作ったのか、作る工程さえも端折っています。
人が殺されるシーンだけ拘っているのですが、序盤で金玉をハンマーで潰される場面が緊張感のピークでした。
なんだこれ
もうなんか自己完結しとるんとちゃうん?と聞きたくなるような作品。
全体的に「まとまりがない」、「投げっぱなし」の展開の数々。まるでばらまいた伏線を全て無かった事にされたかのような、もどかしいというか意味が分からないというか、どうしてこうなったとかそんな感想ばかりが浮かんできました。
最古のファンタジーである神話を悪い意味でそのまま再現していると言いますか。
製作者と視聴者を繋ぐ道にフィルターがなく、大変理解に苦しみました。
あと小道具が安っぽい。冒頭の巫女達のシーンで思わず目を瞬かすレベル。
何かの間違いかと思いましたが、物語が進むに連れて確かな諦めへ変わりました。
撮り方が悪いのか、演技が悪いのか、小道具が悪いのか知りませんが、悪役を演じる俳優さんからの小物臭もなんだかなぁ、という感じ。
ストーリーの展開上、或いは仕方がなかったのかもしれませんが、一体誰が主役なのか、という所も問題がありました。
肝心な所で主人公が脇に追いやられていたりして、神々とのバランスが非常に悪い。
アクションシーンは流石でした。テセウスの力強くも流麗なアクションは手に汗握る白熱ぶり、神々に関しては若干食傷気味とは言え、スローモーションを多用した例のアクションシーンは興奮モノでした。
アクションシーンは誰が見てもかっこいいと言えるのではないでしょうか。
少々バイオレンスなシーンがあり、グロいというよりもエグい。
神官の舌切りや巫女達の惨殺、アテナの殺害シーンはその手の物に慣れた人でもやや不快感を感じ得ない。
良く言えばリアリティーに溢れていました。
見終えて感じたのは戸惑いでした。
とてもやるせない。
神話系映画なんで観たんですが・・・・
300の色を濃くしたギリシャ神話の物語。
実は私、昔からこの手の作品大好きでした。
古くは「シンドバッド 黄金の航海」や最近の「タイタンの戦い」
まで、みんなわくわくして観ていました。
やっぱり、神話系は冒険だよ、アドベンチャー!!
その点ではこの作品は少しがっかり。
みんなが知ってるギリシャ神話の冒険が描かれているのかと
思いきや、きつく言うならマザコンの青年の物語。
母親の復讐をなした、テーセスウはめでたく神になりましたとさ。
と言われても納得いかない事多すぎですよ、監督さん。
①テーセウスに触れた将来のビジョンが外れた。
未来見えるんじゃなかったっけ?
②人に加勢し、父親に殺される神様
※タイタン族にも結構やられちゃいましたが・・。
③無限に出てくるタイタン族、入れ物どう見ても30人がいっぱい。
④最後に脱ぎ捨てた鎧(甲冑の胸当て)、どう見ても銀色の布
って意地悪な見方をしていますが①だけはあかんでしょ。
なんでって叫んでしまいました。
でもね、でもね、この作品の面白さもあるんです。
①ミッキー・ロークの渋い悪役の演技。
地声がハスキーなので最高
②ミノタウルスの宮殿の物語のエッセンス
③300にも劣らずのアクションシーン
④賛否両論のすごく若い、神々(ゼウス、ポセイドン・・・)
※個人的には変わってて良いかもと思います。
って部分も多いので観ておいて損は無いかもね。
でも観る人選ぶ映画かな。
懲りすぎ
ロブスターのヘルメットも、赤いドレスに黒いチェーンも、天井画を意識したエンディングも、懲りすぎ。。 ミッキー・ロークの悪役も 私的には微妙なところだし、いくら監督が インドびいきだからって フリーダ・ピントを預言者に抜擢するなら もっと演技指導してほしかった。 そう、まさにあのお尻のボディ・ダブルが出たシーンから 退屈と感じたし、退席する人たちもいました。
あまりにも激しい戦闘シーンや拷問シーンに その趣旨を見失いそうになるし、フライングして罰せられたアレスは、無駄死にしていく戦士たちを雲の上の上から見て「ほら、俺が正しかった」と思っていることでしょう。 アレス役のダニエル・シャーマン、かなりイケメン☆
やたらと血を見るシーンが イタい演出で逆効果。 それに『300』の製作スタッフ参加という宣伝の仕方は イヤですね。。 だって(『300』の)足元にも及ばない作品なので。 ゴールドすぎる神々は “神々しさがなく”安っぽかったし、死んじゃうってのもねぇ。。
次期スーパーマンを演じる ヘンリー・カビル(テセウス)を売り込むという意味では 成功したと思う本作品。 時代は繰り返す?って おい、殺し合いを助長するなよ。 続編はいらないな。 どうしても作るなら 監督交代でセンス良くお願いします。
作品評価1.5 + イケメンたちの肉体美・戦う姿が良かった 1.0のトータル 2.5。 「ハイぺリオン組への入会の儀式」で 場内の男性客たちがそろって「オォ。。。」と悶絶していたのが ちょっと笑えました。
低い期待のハードルをさらに…
副題は神々の戦いだが、序盤・中盤は人間の戦いが中心。まあ、それなりには面白い。
ああ、ゼウスやアレスたちが敵と戦うのは後半なのだなと少し期待。
そして終盤、万を持してタイタン族と神々の戦い…が、どうにもちゃちい肉弾戦。さらに、ここで初めて登場する太陽の神アポロも一瞬にしてやられてフェードアウト。。
この映画一番の見せ場のはずなのに、はっきり言ってショボい、ショボすぎる。
タイタン族どう見てもザコキャラの集まりにしか見えないし、こんなのにゼウスが苦戦するかぁ?雷(いかづち)で一蹴できるんじゃあ?と思えて仕方がない。
ギリシャ神話の都合
どなたかの感想に「映像にねじ伏せられてる」と
書かれてましたが、まあぶっちゃけそんな感じw
監督は「セル」や「落下の王国」の(ターセム・シン)。
プロデューサーは「300」の方。
監督の壮大な宗教絵画のような美的センスは好きだし
ギリシャ神話の設定でその表現を観てみたいというのは
わかる気もするけど、いかんせんストーリーがもう少し
どうにか調整できなかったのかと悔やまれます。
地上を支配しようとするハイペリオン(ミッキー・ローク)
率いる邪悪な軍団と、その野望を阻止しようとする英雄
主人公テセウス(ヘンリー・カヴィル)+神様集団の戦いw
オリンポスの神々が封印した闇の神タイタン族を、
鍵となる“エピロスの弓”で解放し、闇の力を手に
入れようと企むハイペリオン軍団が宣戦布告。
人類滅亡の危機を前に全能の神ゼウスが選んだ人間
テセウスにその阻止を託すのですが、、、
運命の英雄テセウスが弓を手にし大活躍、、、
とはならずあっさり横取りされてびっくりw
肉弾戦でヘトヘトになりながらもボッコボコ闘う
のですが、ここぞというピンチには神様が参上して
一蹴してしまうwww。と、これじゃハラハラ
ドキドキが元も子もないではないか!!!
と憤慨してしまいそうな不公平展開で、
派手で華麗なアクションも神様がぶっちぎりに
殺戮まつりしてしまう展開。
そもそもギリシャ神話を少しでも興味ないと“?”だらけ
じゃなかろうかと危惧せざるえないとこもあり。
いろんな説、組み合わせがあると思いますが
劇中に説明がなかった為になんでやねん!と
ツッコミそうになりましたw
・神様なのに死んでしまうという何故
(オリンポスの神々とはいえ、闇の神々タイタン族と闘って
負ければ死ぬ)
・弱い人間を指名した意味、助けてしまう理由
(人間に希望を期待すると同時に人間の意思協力がないと
タイタン族に勝利できない)
とか、知ってる知らないじゃ、ちょっと印象違うかも。
主人公テセウス(ヘンリー・カヴィル)
なかなかの男前で次回のスーパーマンだとか。
衣装も似合っててそのまま偶像になりそうな佇まい。
敵役ハイペリオン(ミッキー・ローク)
カニばさみメット姿がちょっとお茶目w
「レスラー」を彷彿させる重量級なキング悪を好演。
神ゼウス(ルーク・エヴァンス)
ちょうど上映中の「三銃士」のアラミス役の方。
今作では、ズバーン!と地上に登場して見せ場満載ですw
衣装デザインは(石岡暎子)さんなんだけど
毎回、うっとりするような斬新さですw
個人的には神話ベースのゲームとか好きなんで
バッサバッサ切り倒される描写には慣れているし
それなりに楽しめましたが、ファンタジックな
魔物なし爽快感はあってもハラハラ感に疑問が
残る説明不足な内容だったりは観る人選ぶかも。
ミッキー・ロークって結構強いぞ。
公開終了間近なので急いで見に行った。
感想を言えばミッキー・ロークの演じるハイぺリオンがヤバい位に強すぎです。
アンタ別に巨人族を手に入れなくてもガチで強くって残忍やん。
これに対するは母親を殺され復讐に燃える戦士テセウス。
彼を導くのはギリシャ神話の神ゼウス。
ギリシャ神話の神様は不思議なルールで自分を縛り、なかなかテセウスを助けようともしませんが、終盤にはさっきまでの自縛っぷりは何処に行ったか戒めを解かれた巨人族を相手に暴れまくります。
最後はテセウスもハイぺリオンと相打ちに成り、ギリシャの神々も次々と倒れてゆきます。
ラストは俺たちの戦いは続くぜパターンです。
期待外れでした。
名作『300』のスタッフが再びギリシャ神話を描くということで期待したのですが、見事に裏切られました。
まずストーリーからして特にこれといったものも無く、進行もダラダラとしていて30分くらいで済みそうな話を無理やり引き伸ばしたような感じで、途中で飽きてしまいました。
また主人公であるテセウスも『300』のレオニダスほどのインパクトも無く戦う理由も人を守りたいのか復讐したいのかはっきりせず、もう一つパンチが欲しかったです。
肝心の戦闘シーンですが、『300』とそれほど変わりばえしていませんし、一番のメインとなる神々の戦いも人間の戦いに毛が生えた程度でがっかりしました。神々同士の戦いなのですから、もっとこう大地を揺るがすほどの壮絶なシーンにして欲しかったですね。
またギリシャ神話を題材にした映画を造るのなら、映画のあり方を根本から見直すべきだと思います。
金ピカの戦い。
「300」の製作陣、っていうから楽しみにしていたのに(汗)
監督があのターセムだったとは^^;
多分ダメだと思ったらやっぱりダメでウトウトしてしまった。
(落下の王国でもグーグー寝たクチでして。合わないのかな。)
というより、あの殺戮現場を(何回首が飛んだか数えてみよう)
ずーっと観せられてウンザリしてしまったのかもしれない、が。
アレだけ金ピカの男たちがワンサカ出てきて(神だの人間だのと)
絶対盛り上がりそうな物語なのに(ギリシャ神話ベースだしねぇ)
一体なにを描きたかったんでしょう。人体破壊のすべてかしら。
軽い気持ちで観に行くと気分的に泥沼に嵌るような作品ですね。
あー間違っても3Dはやめといた方が^^;
自分に向って首がビュンビュン飛んできますよ。どーなの、それ。
うーん。。同じ(いや違うな^^;)残酷さでも流血度でも、「300」は
面白かったのにと思うと、これは製作陣がというより、
単にZ・スナイダーの作品だから好きだったんだろうなと思った。
で、そのスナイダーの新作「スーパーマン」で主役をやるらしい
H・カヴィル。あまり好きな顔じゃないけど~(ゴメンねぇ)ザックの
だから必ず観るわ。なんて思いつつ演技はまずまずかと思った。
その他悪役にはこのオジサン、M・ローク(相変らずキモコワい)、
壮ゼウスにL・エヴァンス(一押し)、老ゼウスにJ・ハート(納得)、
パイドラにはF・ピント(売れっ子ですねぇ)と豪華キャスト目白押し。
もう少し脚本が良かったら。。。
内容が面白かったなら。。。
って考えてしまう残酷破壊系の映像だけ凝りまくり作品でした。
観所違えば、楽しめるのかもしれませんね^^;
(神々映画ってまだブーム続くのかな?人間映画でいいんだけど)
ターセムのビジュアルセンス
ターセムのビジュアルセンスは好き嫌いわかれそうですが、自分はやっぱり好きだなぁ…とあらためて思いました。
コテコテでケレン味たっぷりな衣装とか美術とか。全体的に画面は暗いのだが、その中で神々の金ピカの鎧兜やら、巫女たちの真っ赤な衣装やらが映える。
スローモーションを使ったアクションシーンの演出もいまでは珍しくないですが、それでもやっぱりちょっとワクワクしますね。とくに神々の超越した力を見せつける場面では。
それだけに、もっと神々が活躍するのかなぁ…と思っていたので、そこは残念かも。もっと見たかった。
予告編でもチラッと映ってた、天井画のような神々の戦いのシーン。本編ではラストシーンでほんの一瞬描かれただけでしたが、あれはなかなか新鮮なビジュアルで、おおおっ!と思いました。
ここらへんがターセムのセンスだなぁ…と思いました。
R15指定なので予想はしてましたが、やや血なまぐさいのが個人的には苦手でしたが、まあ、許容範囲でした。
新スーパーマンも決まっているヘンリー・カビルはいいですね。スーパーマンになった姿を想像してみて、わりといいんじゃないかなぁーと思いました。
神様なんだし、好き勝手やっても構わないのだ!
「300」のスタッフが集結ということと、何だか金ピカの人達がいたな~という、それだけの情報で鑑賞。
まずは、「300」で見たような映像が、素晴らしかった。
暗いのだけど、美しい。
戦闘シーンでの、グロさやエグさはあるけれど、スピーディなので、それにかまっている時間はない。
衣装が美しかった。
と思ったら、石岡瑛子さんだった。
「落下の王国」での衣装も美しかったなあ。
ストーリーは、人間と協力して、悪をやっつける。
その、神様達の、人間への介入の仕方が、何とも神様らしいというか、楽しかった。
はちゃめちゃなストーリーも、神様ならではのもの!と思えば、楽しくなる。
ひとつだけ、巫女が見た夢の映像と現実の違いは、どうなっちゃたのか・・・。
人間の意志が勝つということなのかな。
全能の神ゼウスに、ルーク・エバンス。
あら!三銃士のアラミスが、こんなところに!
思いがけず、嬉しかった。
悪役ハイペリオンに、ミッキー・ローク。
憎たらしさが良い。
主人公テセウスのヘンリー・カビルも一生懸命さが良い。
期待ハズレ!
期待して見に行ったけど、チョット残念!
「300」の製作スタッフが作っただけあって、アクションはまあまあって感じだったけど、・・・それだけって感じ。
主人公のテセウスがゼウスに寵愛されているのに、なぜ手助けしないのか?
手助けした神をゼウスが罰するのはなぜ?
闇の神々を封印できたくらい強いのに、ゼウス以外の神々が倒されてしまうのはなぜ?
見ていてストーリーの節々にいろんな疑問が湧いてくるし、主人公は強いのか、強くないの分からないし、ギリシャ神話をテーマに扱っているのなら、もっと神々の威厳やスーパーパワーで主人公の危機を救うなどがもっとあったらよかったと思う。
結局、光と闇の神々が以降も戦い続けているというオチもしっくりこない。
タイタンの戦い(1981)、アルゴ探検隊の大冒険を改めて良い映画と痛感しました。
チョット消化不良の映画という感じでした。
ギリシャ神話の新しすぎる解釈
これまでとは全く違う、新しい解釈でギリシャ神話を映像化。
あらゆる点で斬新だった。
だって、神々同士は殺せるんなら
最初っからタイタン族殺しておけばいいじゃん!
戦闘シーンはかっこよくて、
もっと盛りだくさんにしてほしかった!
ストーリーより映像が勝負なんだから…
ヘンリー・カビルの腹筋と
ミッキー・ロークの兜がツボでした。
全17件を表示