「事態は思わぬ方向に…笑えます」イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
事態は思わぬ方向に…笑えます
アートに関するドキュメンタリーとして興味深く、しかもちょっとしたドタバタ喜劇より笑えました。
とっても面白かったです。
構成が上手いのか、何時の間にか上等な奇術師の術中にハマったような、ちょっと複雑な快感がありました。
覆面アーティスト・バンクシー監督自身の神出鬼没な製作過程のドキュメントだけでも興味深いです。あえて描くべき所に描かないのは、ちょっと理解しがたいですが。
さらに、彼を追いかける録画オタクのティエリー・グエッタが絡んで、想像を絶する方向にころがっていく様は何がなんだか…笑えました。
ティエリーの、もの凄いバイタリティも、一種の才能ではあると思いました。インタビューに答えてた人達、この作品見てどう思っているんだろうね。
顔も素姓も知られていない監督の、ニヤリ笑いが見えるようでした。
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