「氷の下のアリス」バイオハザードV リトリビューション しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
氷の下のアリス
クリックして本文を読む
"バイオハザード(実写映画)" シリーズ第5作。
関西テレビの深夜放送を録画して2回目の鑑賞。
原作ゲームは未プレイ。
前作から直接物語が続くが、舞台は船の上から氷の下の要塞へ移り、クレアやクリスはどうなったのかの説明も無いまま、原点回帰な閉鎖空間からの脱出サバイバルへシフトした。
だが、単なる脱出サバイバルだと1作目の焼き回しになる。それを避けるため、要塞の中に世界の主要都市を再現した実験施設があると云う設定で変化を持たせているのが良い。
2作目以降生死不明だったジル・バレンタインの再登場は嬉しいものの、筋肉姉ちゃんミシェル・ロドリゲスをはじめとした1作目の特殊部隊のクローンたちが登場したのは意味不明だった。アリスを動揺させるためだったのだろうか。それにしては、あまりにも効果が無かったようである。
アリスの娘(?)が登場し、アリスの母性が伺えるのは「エイリアン2」のリプリーとニュートの関係を彷彿とさせ、脱出劇にドラマを持たせていて面白かった。
アクションシーンもいつもながらお見事である。前作でT・ウイルスの効果を消されたはずなのにこの身体能力の高さ、アリスは生身でも相当強いのだと驚いた。
コメントする