「ブルース・ウィリス」処刑教室 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ブルース・ウィリス
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『処刑教室(1982)』のリメイクかと思っていたら、全くの別物。これが学園モノじゃなければ、社会派サスペンスとなっていただろう作品だ。ボビー・ファンクという主人公がバスケットボール部のエースでもあり生徒会長でもあるポール・ムーア(パトリック・テイラー)に疑いを向ける。彼は調査を依頼したフランチェスカ(バートン)の恋人でもあったのだ。告発への理由は単にアリバイがなかったから・・・試合中に保健室に運ばれて空白の20分があったのみ。
告発記事を校内新聞に載せたおかげで、ボビーは学園の人気者になりフランチェスカも恋人になった。そして、ジャーナリストのセミナー参加をも勝ち得た。しかし、そのセミナー主催者側から確実な証拠や経緯を求められ、ポールを再調査することになり、やがて彼が何者かにハメられたことに気づく。
生徒会ぐるみの薬物不法販売。それは学園の優等生をも顧客として巻き込んだ犯罪。そして、副会長マーロンが主犯だとわかったのだ。しかも、フランチェスカの真の恋人!
最後の展開は面白かったし、高校にも大人顔負けの犯罪が隠されているという内容。ちょっと緊迫感が足りないし、ミーシャ・バートンのヌードも拝めるのに魅力が物足りない。それでも今後期待できそうな若手俳優が頑張っていたなぁ~。ブルース・ウィリスは元軍人で右翼っぽいところが面白いが風刺的キャラには至らなかったか・・・
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