「1作目と直接繋がるストーリーは良かった🦇」ダークナイト ライジング　𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞さんの映画レビュー（感想・評価）

公開当時はやはり、ベインが前作のビーズ・ジョーカーより大分物足りなくて微妙に感じましたが、改めて観た所、2作目の結果であり続きと言うだけではなく、1作目の因縁と直接太く繋がるストーリーで、ストーリー制作の拘りを感じました。ベインが金持ちを引き摺り下ろしたいと言う主張は共感しましたし、ウェイン産業が原子力に入れ込んでいるのは全く支持できません。スターク・インダストリーズならまあ分かる気がしますが。楽しさを期待すると、改めて観てもやはりあまり楽しくはない映画でしたが、この様に善も悪もない状況が人間の真の姿なのではないでしょうか。終盤の、「誰でもヒーローになれる、特別な事をしなくても。傷付いた少年の肩に上着を掛け、世界の終わりではないと励ませば良い」と言う台詞が印象的でした。この後、ロビンは一人で戦うのでしょうか。ウェインが原子力で死ぬ自業自得展開は悲しいです。