「自分の映画を観る目がないのか。」ダークナイト ライジング たべをさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の映画を観る目がないのか。
1・2作目ともにとても面白かったので今回も期待して鑑賞しました。
シリーズ最終ということもあってこれまでの伏線やキャットウーマンやロビンにつながる話の作り方はさすがでした。また映像の点でも最近では普通CGを使うような場面でもスタントや実物を使った場面が多く期待を裏切られない映像でワクワクしました。
しかし伏線の回収やこの先につながる話作りのすばらしさの反面今回の敵と事件に関する話の内容が薄いとも感じました。
中性子爆弾でゴッサムを破壊することや、奈落から這い出た子供が実は女性のほうだったこと、など事件の内容に関する描写が(特に判明してから)薄すぎてこの事件の解決がメインではなくこれまでとこれからの話の片手間で事件を解決したように感じられました。
バッドマンが敗れて奈落から這い上がってくる場面も感動的ではあるが簡単すぎるというか…。
シリーズ最終としては機能しているけど1つの物語としてまとまっていないというか。そんな印象です。
特に分からないのが実は敵の娘だった女性がなぜそんなにも父親の役目を代わりに達成したかったのかということ。
娘は破門されてなかったんだったらビギンズのときなんでいっしょにたたかってやらなかったの?とかそんなこと考えてしまいました。
私の読解力の問題でしょうか?
こういうことだよお前分かってねーな!!
というかた是非教えてください。
その他もろもろ腑に落ちないことがたくさんあるのです。
かなり的をついていますよ
あの刑務所の設定は確かに無理矢理です
ベインという悪役は原作のコミックでは刑務所で育ったという設定でしかもラーズアルグールと接触するという話もあったためベインとあの刑務所と影の同盟を全部出してきちゃったんですよ
それとシリーズ第一作でブルースの父が「人はなぜ落ちる?這い上がるためだ」という台詞
がちょうどよくあったのであういう話になってしまったのだと思います
それにしてもいくら忍者の娘だからって子供の女があんなロッククライミングをするなんて都合が良すぎる
いやあ、冷静になってみてくれている人がいてよかった
あそこまで人々が湧いてしまうと悪いのも悪いといえなくなりますよね
「崖の上のポニョ」と同じことが起こっているのかもしれません、あれはみんなに
「ポーニョ、ポーニョ」歌わせて勝手に名作っぽくしている催眠商法でしたからね
もしもよかったら僕のコメントも読んでください
少し長いですがあなたなら共感できるはず
今現在わりと新しいコメントですのでぜひ探して下さい
題名「がっかりした人に読んでほしい」