ホール・パス　夢の独身許可証 1週間限定のレビュー・感想・評価

結婚している男の性を赤裸々に描いたコメディーで笑えた

下品なアメリカンジョークの連発で
最低のオヤジ仲間と呆れた妻達の
ホールパス(一週間の浮気パス)を
巡る騒動。

正直、浮気どうぞって言われてもね、
人にもよるけど、自分はしないだろうなあ。
実際に浮気なんかしたい時にしないと
はい、どうぞって言われてもね。

むしろ、女性の方が吹っ切ってハジケてます。
日本ではまず、ホールパス自体が考えれない。
どうぞって言われたら、むしろ怖い❗

まあ、映画自体は普通のでき。
一度で十分かな。

まず、日本ではあり得ない設定(アメリカでも無いかも?!笑)。外国人がハチャメチャになってるから、面白いけどね

「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟による日本劇場未公開のコメディ。

リックとフレッドは若い女性に鼻の下を伸ばす中年男性。愛想を尽かした妻たちは２人に独身パス（＝ホール・パス）を与え、一週間だけ独身生活を満喫する事に…。

よっしゃぁ！若い娘と遊びまくるぜ！
ところが、いざというと一線を越えられない。
そして気付くパートナーへの愛情。

…と書くと感動作のように思えるが、映画は終始おバカコメディ。
ファレリー兄弟ならではの際どいギャグやジョークや下ネタが満載。
女性の方だったら本当にこの２人には愛想が尽き、男性の方だったら分かる〜って思うかも？(笑)
頭空っぽにして笑って、最後はちょっとほっこり楽しむのが一番。

懲りもせず飽きもせず、おバカコメディを作り続けるファレリー兄弟。
その潔さは天晴れだが、最近は小品の未公開が多い。（本国アメリカでもパッとせず）
「メリーに首ったけ」のような爆笑大ヒット作をもう一度！

観たかった作品のチケットが完売してたので、セカンド・チョイスで 観に行きました。 タイトル＆プレビュー通り インパクトの弱いコメディですが、ときどき“一線を越える”ギャグ炸裂で、『ハングオーバー』を 彷彿とさせます（少しだけ）。

親友同士の リックとフレッドは、お互いに長年連れ添っている妻がいるが、若い女性に目が行きがちで どうも夫婦関係が上手くいかない。 そこで妻たちは2人に対して、1週間だけ 結婚生活から離れて何をしてもいいという許可証（＝Hall Pass）を与えるが……（作品情報より抜粋）。

リック役の オーウェン・ウィルソン。 ぶっちゃけ劇中 “特別なことはしてない”のですが、最近の出演作の中では いちばん良かったかも。 昔は ちょっとイケてたけど 今はお腹もたるむ中年オヤジを 好演。 この平凡さが 役どころとして合っていた＆『アダルトボーイズ青春白書（Grown Ups）』のアダム・サン○ラーより 良かったです。

リックの妻・マギーを演じた ジェナ・フィッシャー。 ＴＶドラマ・シリーズ『The Office』で活躍する女優さん。 自然体の演技が めちゃくちゃ可愛かったです。

友人フレッドの妻・グレースを演じた クリスティーナ・アップルゲイト。 個人的に 大好きなコメディ女優さん。 今回もナイス助演でした。

意外な人も出演してました！ リックとフレッドの友人・コークリー役に リチャード・ジェンキンス。 なぜ出演を承諾したのでしょう？？（笑） 思わず「あれっ？」って 声を漏らしてしまいました。 かなりチョイ役の スペシャル・ゲストといった感じ。

ちょいイケメン☆ 野球部のゲリーを演じた テイラー・ホークリン。 この人の腹筋は すごいっ！（演技じゃなくてね、笑） 子役のころから活躍しているらしい彼、『ロード・トゥ・パーディション』で トム・ハンクスの息子役を演じていたそうです。

劇場でのレーティングがどれくらいなのか 見忘れましたが、“子供には見せたくない映画”の部類です。 でも、落とし穴に落ちたような・不意をつかれる“刺すような笑い”が欲しい方に お勧めの一本です。