猿の惑星:創世記(ジェネシス)のレビュー・感想・評価
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映画の成せる力
他に追従を許さないほど多くのシリーズ作が作られている。
宇宙を旅して地球に戻ろうとした宇宙飛行士らは地球そっくりな惑星に不時着した。
そこで見た光景はサルが言葉をしゃべり人間をペットや家畜としていた。
やがて彼らが最も恐れる地へと足を延ばす。
そこで見たものとは…
この宇宙飛行士のショックを、視聴者と共有するように作られているところがこのシリーズ第1作のもっともすぐれている点だと思う。
そして当時の着ぐるみから今ではCG技術が発展し、思い通りの画を作ることができる。
この作品にもそれがいかんなく発揮されていた。
さて、
人は最初のショックと面白さを感じると、その続きやシリーズを見たいと思うようになるのだろうか?
ターミネーター エクスペンダブルズ エイリアン…
そして少し前にはアベンジャーズなるものまで登場した。
これはまさにカップラーメンのようだ。
少し前のガラケーと同じだ。
ここは意外に危険な場所で、どうにか人々を映画というジャンルに留めておきたいのと、当然稼がなければならないという思いがあって、視聴者が求めているものを見誤ってしまっている可能性がある。
ジェイソンボーン最新作が暗礁に乗り上げたというニュースを見た。
ガラケーは運よくスマホというポケットサイズのコンピュータとしてつながったが、カップラーメンはどこに向かうのだろう?
どうでもいいが、カップラーメンの王者は、個人的には欽ちゃんヌードルだと思っている。
カップ麺というジャンル この魅力的な市場を保つには新商品とコマーシャルなどの販売促進は欠かせない。
しかし欽ちゃんヌードルは、昔から何も変えずそのままだ。
販売促進や人々の注目を集めるような仕掛けはすべて他のメーカーがやってくれている。
さて、
少々脱線しすぎたが、
この作品のサブタイトルにあるように、この作品は人類に対し警鐘を鳴らしている。
この設定ができるのが映画の魅力であり力だ。
人間という我が物顔でこの地球上を闊歩し、自然を蹂躙し、動物を一定の場所にしか住めなくして、あるいは搾取し、おまけに毒までまき散らす。
まさに聖書で言うところの「あらためよ」が、この作品を通して語られている。
このことを聖書の言葉こそ登場させないものの、キリスト教社会では誰もが知るこの言葉を背景に置いている。
知らないくても誰にもわかる。
もしいつかそんなことが起きるのであれば、それは知性のある動物で、陸上で言えばサルなのだろう。
ただ、
彼らと人間との特質した差とは、左脳による「認識」または「解釈」という独特なものの有無かもしれない。
動物と違って人には「解釈」という歪曲概念を持っている。
解釈は時代によって善悪を分けるし、もっと細かく分ける。
これがニーチェが言うところの「事実というものは存在しない。あるのは解釈だけである」だ。
見たものそのままではなく、そこに解釈が入ることこそ人間たる所以だろう。
動物は敵意と愛を感じ分ける。
でも絶対にある出来事に解釈は介入しない。
これができる生き物が登場した場合、確実に人類と入れ替わるだろう。
よく考えられて作られたお話だと思いました
キングダムを観終えてからの私にはとても面白かったし、外を覗く窓が映し出された瞬間歓喜でした!
エイプたちが実験によってすさまじいスピードで進化していく様が、彼らの人間に似た猿相に変化していくことで伝わってきましたし、それに感情が生まれていくのも感じられて、より感情移入していきました
ピアノで月の光も弾けなかったアルツハイマーのお父さんが、注射を打った翌日にバッハをすらすら弾けるようになったことはバッハの曲を演奏するのは複数の異なったメロディを同時に鳴らすという脳を激しく使用するものなので、あの薬で脳が著しく修復できたことを効果的に表していたと思いました
そのことを知っていてこのエピソードを作ったのだとしたらやるなぁとニンマリしました
エイプたちの表情や成長の描き方の素晴らしさは観ればわかるし何より注目される部分でしょうから端折りますが、シーザーは最新作キングダムのノアとは違い、すべてが敵で味方がいないところから知恵を使って人間の裏をかき、ほかのエイプたちを仲間に引き入れていく過程は台詞こそ無いけれど饒舌でした
彼の心の根底にある怒りが原動力となっている?それともこんなの間違ってる!良い社会にしなければ!との行動なのか…その考えも人間的か…
続編を観なければ!
やっぱ面白い
先日猿の惑星キングダムを観たので
思わず観たくなったw
何回目だろうか?
3回目か4回目。
やはり面白い!
でも、面白いの中に悲しみややりきれなさも含まれる。
次作になると更にやるせなさが増すんだけどね。
エゴって怖いなーって作品ですよ。
シーザーに感情移入
最初は面白くも感じてましたが、物語が進むにつれてシーザーがとにかく可哀想になり、とにかく胸が痛みました。
後半は、人間と動物たちの戦い…。
争う必要がないはずな者同士の戦いに、虚しい気持ちにもなった。
そして映像技術が素晴らしくて、シーザーの表情や目もとにかく訴えてくるものがありました。
それにしても、隣人?のパイロットさんはあまりにも気の毒かと思った。
最悪のシナリオ
衝撃のラストでおなじみの「猿の惑星」の、はじまりの物語を見事に創り上げたシーザー三部作の1作目。
人類にとって最悪のシナリオとなったストーリーを違和感なく書き上げた脚本も良ければ、リアリティあふれる映像を作り上げた制作陣も見事(^^)b
上出来のエピソード1です。
「NO!」の叫びに震える流行りの前日譚映画
「猿の惑星」と言えばチャールトン・ヘストン主演のSF名作である✨
今となっては語り草でもあるラストシーンは映画好きには説明するまでもないと思うが如何か🥸
だが近年の前日譚ブームは「猿の惑星」にも白羽の矢を立ててしまい、遂に完成したのが「猿の惑星∶創世記(ジェネシス)」という流れでよいか?
まぁこの前日譚ブームで作られた数々の映画はハリウッド的には柳の下の泥鰌を復活させる機会になったみたいだが実際、良作は多いと感じている🤔
それは観客が最終的な結末を知ってるから安心して観れるというのもあり、転じて観客の質の変化とも取れる現象だとマ王は思っている😬
洋画全般の内容が過去の作品の焼き回しみたいになり、ハリウッドのマンネリ化が進んでいたタイミングで前日譚ブームは意外に嵌ったようだが、同時に新しい着眼点や発想の映画は見事に殺されて日本は邦画天国と化し、合わせてインド、韓国、フランス、東欧あたりのを過剰な宣伝で放ったワケだ🌀
ウチの職場の先輩が夜勤明けに映画館で寝るのが趣味とか言ってたけど、そりゃそんな事にもなるわな😤
さて今作だけど素直に鑑賞したら面白かった☺️
ただし、コーネリアスが少しだけ登場してたりで時間軸がブレてる所が気に入らない😫
だって「猿の惑星」はまだまだ先の話でしょ?
少なくとも100年は掛かる今後の展開にコーネリアスを(名前だけでも)出すのは脚本の穴だな😁
それでも中盤でシーザーが叫ぶ「NO!」こそが「〜創世記」の要のシーンだとピンときた😆
ていうかあのシーン有りきで物語が出来上がった感すらするよ🤣
で、どうしてこのタイミングで「猿の惑星〜」のレビューを書いたのかと言えば最新作「猿の惑星∶キングダム」が公開されてるのよね😚
言わば予告ホームラン的な鑑賞宣言なワケよ😂
んで、このレビューを書く為にアマプラで改めて鑑賞し直してんだけどマ王も案外、律儀に暇人らしい🥲
映画館での鑑賞オススメ度★★★★☆
リアルなチンパンジー度★★★★☆
NOと言えない日本人度★★★★★(マ王は特に)
猿の進化
リアルな猿
言葉が分かり手話を使い話せる
人間に育てられたシーザー
猿と思えない人の様な表情
ここから
新たな”猿の惑星”の始まり
薬の開発者と共に暮らしていたが
人を襲い隔離されてしまう
猿たちの中で人間という
支配されることへの怒りをもった
まだこの辺りは人間の支配下に
なっているけど…
ラストは人間と闘って森の中に
猿の仲間と帰って行った
野生を持っている猿は
人間と一緒に暮らせない
しかし研究所の一人がウイルスを…
…次回は
猿の惑星*新世紀*ライジングの
シーザーが楽しみ
宇宙船イカルス号!
『猿の惑星 エピソード1』的な作品でアンディー・サーキスがシーザーの表情を見事に演じる。
2回程名前が出でくる宇宙船イカルス号。(1時間17分頃に子供が投げ入れる新聞に"イカルス号 遭難か?"など。)
ニュースでイカルス号が火星探査中に消息を立った事が報道されていて、『猿の惑星』(1968)で、チャールトン・ヘストン演じるテイラー達の宇宙船の名前と同じらしい。
他にも過去作とのトリビアを色々調べてる人がいました。
・霊長類保護施設長の息子で、収容動物たちをイジメる男の役名がドッジ・ランドンだが、『猿の惑星』(1968)でテイラーとともに猿の惑星に降り立った白人がランドン、黒人がドッジという役名だった。
・シーザーの母に、ジェームズ・フランコ扮する科学者ウィルが"Bright Eyes" と名づけられるが、『猿の惑星』(1968)で、テイラーがジーラ博士から"Bright Eyes"と名づけられている。
・シーザーやモーリスという名前は過去作でも使われていた。
・他にも今作でシーザーが自由の女神像を組み立ててるシーンがある。
あったっけ?
NOOOO!!
自分はこの作品から猿の惑星を見出しました
リブート作品らしいですがとてつもなく完成度の高い
猿の惑星、誕生秘話。
ありがちな展開なのに全く暇しない
猿のCGも凄いレベルで、こっから3部作みていきます。
。
VFXの素晴らしさは認めるものの、オリジナルの衝撃度には程遠く・・・・・・・!!
10年前の作品ではあるが、WETAデジタルによる革新的なCGIには目を見張る所がある。
ただ今の時代に当て嵌めるとVFXとしての革新さはそれほど感じられず、また何よりも旧シリーズの、特に1作目の衝撃度には程遠い出来栄えである。
この辺が優れた作品のリメイクの難しさなのだろうが、であるならば、後日談となる猿インフルエンザと呼ばれる致死率の高い新型感染症の部分に厚みを持たせ”文明社会の崩壊”を並行してもう少し丁寧に描くなり、やり様はあった気がするのだが・・・・・・・!?
衝撃度の高いシリーズだけに少々残念な出来栄えに思える。
人類の行方
2011年 字幕鑑賞
戸田奈津子さんの
日本語字幕、とても良かったです。
チャールトン・ヘストン主演
「猿の惑星」(1968年)の
衝撃のラストから
シリーズ化され
本作で 第7作品目
特殊メイク
パフォーマンス・キャプチャー技術の
素晴らしさに驚かされっぱなしでした。
シーザーの目が訴えてくる
あの表情に涙です。
一匹の猿が、進化し
人間文明が滅びようとする
事の起こりの物語。
DVDも
エンドロールの
続きがあるのかしら?
そして、
「コーネリアス 発見」(^^)
映画の面白さを 再発見できました。
リアリティ感じさせる映像とストーリー
良くできたリアルさを感じさせるストーリーと、猿の群衆のリアルな映像が相まって、楽しんで見れた。ジェネシスと言うだけあって、何処か猿シーザーは聖書の中の民衆率いるリーダーぽい。
ルパート・ワイアット監督(英国出身)による2011年公開の米映画。脚本はアマンダ・シルヴァーとリック・ジャッファ(ジェラシック・ワールド等共同脚本の夫婦)、撮影はアンドリュー・レスニー。
ジェームズ・フランコ、アンディ・サーキス、フリーダ・ピントー、トム・フェルトン。
まあ、シーザーの怒りに共感し、どうしても自分的には、米国における差別民族、即ち有色人種の大反乱、革命的なものを、イメージしてしまうところはあった。
面白かったです
インターステラーを観に行き
自分のSF好きになった原点の
猿の惑星を観たくなりました。
小学生の頃テレビで観た
自由の女神像は
強烈でした
ジェネシスとライジングは以前動画で見ましたが
改めて観ましたが
良い作品だと思います
インターステラーのおじいさんが
シーザーの育ての親の父親役で
出ていてびっくりしました
前作までを観ていないと……
ほかの人たちの評価が高いので観に行きました。
ストーリーは、こじんまりとまとまっているけれど、私には他のシリーズ作品を見ていないというハンデもあって、せいぜい★★★ぐらいしか楽しめませんでした。
しかしこの映画、どうして3D作品にしなかったんだろうな。不思議です。
猿の惑星 新たなフェーズはアンディ・サーキスのモーションキャプチャーから始まった
幼少期のシーザーが青年期に至るまでの過程を描きだす。
彼の庇護者ウィル演じるジェームス・フランコとシーザーとの関係性を、シーザーの豊かな表情が物語る部分に驚く。
そして、モーションキャプチャ―という画期的な映像技術を知った作品でもある。
この後、この物語は悲劇性をはらみつつ、進行していく事になる。
<2011年10月22日 劇場にて鑑賞>
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