「さよなら、はやぶさ映画」おかえり、はやぶさ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
さよなら、はやぶさ映画
競作となったはやぶさ映画第3弾。松竹版。
青年技師を主人公にしたのはイイ。
その青年技師とのぞみのプロジェクト失敗に苦悩する父のドラマを軸にしたのもイイ。
宇宙好きの少年が病弱の母の手術の成功をはやぶさの夢に託すのも悪くない。
だけど、もう新鮮味が無いんだよなぁ…。さすがに3作も作られると…。
あの手この手で趣向を変えてはいるけれど、結局、アクシデントもプロジェクトの成功も分かり切っているし。
しかも今回は、一映画としても盛り上がりに欠ける。
3作、共倒れ。
はやぶさの偉業は偉大だが、映画でははやぶさの偉業を伝えきれなかったか。
本作には杏、東映版には渡辺謙。
親子ではやぶさ映画。
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