トータル・リコールのレビュー・感想・評価
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う~ん、軽い。
シュワちゃんの方は何度も見返しているので、その上での感想。
軽い。
原作と、前作のエッセンスはちゃんと踏まえている。でも、CGに力を入れすぎて世界観、物語が軽い。
ホバーカーの高速道路チェイス。何だろう・・・・マトリックスやスピードのようにリアルの方が素直に凄いと思うしスリルを感じる。スタントチームが緻密に練り上げて、実行をするから、ミスをしたら大事故になる。
CGにはそれがない。役者の演技が鍵を握るがブルースクリーンでは限界があるのかな・・・
その次の上下左右の軌道エレベーターのシーン。未来でAIが運用しているとイメージをしても移動スケジュール(ルート)複雑が複雑過ぎてとても現実的に感じられないし、天井が破壊された段階で安全ロック(全エレベーター停止など)が作動しないのか・・・と冷静に思ってしまう。 要はスタッフが「こういうシーンあったら凄いんじゃね?」とアクションシーンありきで設定をされたギミックなので、冷める。
前作でもあった「君は今、昏睡状態にある危険な状態だ、助けにきた」というシーン。前作ではリコール社のスタッフ。本作では同じ職場の友人。 え????友人殺されちゃって可愛そう・・・・大統領サイドに説得役を頼まれただけかもしれない・・・少なくとも作品上ではブリテン側のエージェント(ダグの監視役)というような演出のしかたはなかったような・・・・
そもそも、前作はシュワルツェネッガーの人気にあやかっている部分が大きいので、物語の「ダグ」に対してというより、「シュワルツェネッガー頑張れ!」的な鑑賞の視点となり、本作はシュワルツェネッガーのような役者の存在感がないので、物語の主人公ダグという視点で見るとあまり感情移入ができない・・・・それは物語の根本的な構造が原因で「本来の本来は大統領側の悪いエージェントが、作戦のために記憶を消す」という設定が応援のしづらさを生んでいる。
前作は火星の移住者を救うし、火星に関する秘められたテクノロジーの解放といったロマン的な部分もあったのが、その設定を辞めたこと、そしてコロニーの制圧がエレベーター一台で出来ちゃうの??? そのエレベーターを爆発することで解決しちゃうの??? 事情をよくわからないコロニー住民は、どう感じているの????
詰めがあまい。二度見る必要は感じない。力の入れ方が間違っている作品。
本来ならシュワルツェネッガーがなにかちょい役でも出れば箔が付くのになぁと思ったけど、この内容だと・・・・・
現実という名の悪夢
原作はフィリップ・K・ディックの『追憶売ります』。
監督に『ダイハード4.0』のレン・ワイズマン。
【ストーリー】
化学兵器の使用により、地表世界が崩壊し、人類は地下に押しこめられるように生息していた。
貧困層の居住区オーストラリア。
ダグラス(コリン・ファレル)は日々そこで、シンセティック(治安維持ロボット)の生産労働にいそしんでいた。
かわりばえのしない毎日に鬱屈し、幸せなはずの美しい妻ローリー(ケイト・ベッキンセイル)との生活も、暗澹として思えてくる。
それどころか夢にあらわれる謎の女性(ジェシカ・ビール)が、どうしてか頭からはなれない。
夢とも思えないその現実感に悩んだダグラスは、友人のハリー(ボキーム・ウッドバイン)にだけに告げ、記憶の販売業者・リコール社に足を運んだ。
ディックの数ある映像化作品の中でも、初めて二度目の映画化されたもの。
一度目は主演シュワちゃんで大ヒットしました。
監督は『ロボコップ』のポール・バーホーベン。
あのカラフルでキッチュな世界観は、ディックならでは。
で、こっちのトータルリコールは、バーホーベン版のリメイクっていうややこしい経緯になってます。
ディック作品に通底するのは、記憶や現実のあいまいさで自己認識をゆさぶられて、足もとから世界が崩壊するような真綿クビシメの怖さ。
現役で作家されてた頃は、日本においてはいわゆるカルト人気でしたが、その影響は絶大。
『ゲド戦記』のアーシュラ・K・ルグィンや『マトリックス』の元ネタになった『ニューロマンサー』のウィリアム・ギブスン、似たようなテーマを扱った押井守なんかも、もしかして影響をうけたその席に加えていいかもしれません。
小説家では『虐殺器官』の伊藤計劃、マンガ家なら『EDEN』の遠藤浩樹もよくディックの名前を挙げてました。
実はあの寺沢武一原作の『コブラ』の第一話も、モロにこの話です。
うだつのあがらない主人公の男が、気晴らしに楽しい夢を見せてくれるアミューズメントを利用したら、自分がかつて宇宙を騒がしたあの、「宇宙海賊コブラ」であることを思いだすっていうストーリー。
まんまですねー。
自分はディック作品を少ししか読んでないので、語れることも多くないんですけど、ここには挙げきれないほど、とにかく数多の作品が映像化されています。
ディックの映像化作品にふれるたび、文明社会がおちいる悪夢を予見していた洞察には、感嘆を禁じえません。
前にもこんな映画が見たかも
じゃない方のトータルリコール
良リメイク
おもしろかったけどなぁ
何もかも中途半端
より原作寄りを楽しみたいならコチラ☝️
現実が分からない恐怖
ありがちな残念なリメイク。 いちいち変えなくていい部分を変えていて...
ありがちな残念なリメイク。
いちいち変えなくていい部分を変えていて良さが台無し。
違う惑星にいって色んな人種がいる宇宙系のSFだったのが、ただの近未来アクションに。
途中から完全に観る気なくなったけど後半面白くなるかなと期待して観続けた。
結果面白くなる事はなくただただつまらなかった。
頑張りはわかるんだけどね‼️
まあまあ
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