「面白い!」ドラゴン・タトゥーの女 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
面白い!
クリックして本文を読む
フィンチャー監督の本格サスペンス映画は久しぶりで大いに期待してみたら見事期待に応える大変な充実作だった。
リズベット、あんな顔にピアスやモヒカン、揚句にタトゥーなんて超苦手なタイプなのに情強なところや根性の座っているところが大変かっこよく、最後はなんだか好きになった。
それに比べると、ダニエルクレイヴがいつもよりとてもかっこよくなくて残念だったけど、そもそもかっこよくない役なので、キャスティングがよくないと思った。
ミステリーでよくあるんだけど、登場人物が多すぎて把握できなかった。でも気にしなければ問題ないようなつくりになっていて、映画として最終的に腑に落ちる構成だった。
(追記)
スウェーデン版の三部作を見て見返す。ダニエル・クレイヴが野暮ったいのだけど、スウェーデン版のミカエルの方がずっと野暮ったい。犯人の家を探っていると犯人が帰宅して外に逃げるのを見つかって家に招かれて気まずいことこの上ない。
リズベットはスウェーデン版よりかわいい。ドラゴンタトゥーが小さい。
コメントする