「リスベットに尽きる」ドラゴン・タトゥーの女 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
リスベットに尽きる
オープニングのPVみたいな映像でコッチのテンションも上がりマクりでカレン・Oのヴォーカルも最高なLed Zeppelinの「移民の歌」が効いてる。
しかしオープニングとの対比でD・クレイグのシーンが退屈過ぎてキャラ的にも軽くて基本的に自己中で好きになれないし存在が平凡で活躍してる感もホボ無くて魅力が無い。
一方、R・マーラ演じるリスベットは魅力溢れる存在感でフィンチャーやD・クレイグじゃ無く完璧にR・マーラの映画になっている。
スウェーデンのオリジナル版を観ていないから比較は出来ないがフィンチャー版は謎を解き明かす過程が単調で意外性やビックリするような興奮も無い演出で本筋に関しては退屈でやはりリスベットのシーンに釘付けになり興味心が煽られる。
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