劇場公開日 2011年10月1日

「題材を活かしきれない日本映画の典型」DOG×POLICE 純白の絆 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0題材を活かしきれない日本映画の典型

2013年9月17日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

日本のわんちゃん映画と言ったらお涙頂戴モノと相場が決まっているが、珍しくアクションで味付け。
だけど、目新しいのはそこだけ。

落ちこぼれの警官と警察犬の絆をアクションを交えて描いているが、型通りのストーリー。
何を演じても同じ“熱血”市原隼人。
やたらと塩対応の周りの登場人物。
ベタな展開は「海猿」みたいと思ったら、原案と音楽は同じ。時任三郎もいつもと変わらぬ役柄で出てるし。(製作はフジじゃなく日テレだけど)
爆弾魔はインパクト無し。(「脳男」の二階堂ふみちゃんは凄みあった)
アクションもサスペンスも、結局さほど盛り上がらない。
そして、どんな危機的状況でも絶対死なない主人公。

題材を活かしきれない日本映画の典型。

人気の若手を共演させたからって、取って付けたようなラストのラブ展開は興ざめ。ストイックなままでいいじゃん。

で、スティーブ・ジャブスって何?

近大