「サスペンス物ではない?」ウィンターズ・ボーン tom-tomさんの映画レビュー(感想・評価)
サスペンス物ではない?
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少女による懸命な父探しのストーリー。
もっとも、その動機は、家を明け渡さないで済ませるためには、生死にかかわらず父親を見つけることが必要だからというもの。
残念ながら、なぜ父親が殺されたのか、なぜ叔父が急に助けてくれるようになったのか、なぜ村の女性が父親の遺体の場所を教えてくれたのか、いまいち理解し切れず。
結局、他の人たちも少女の態度に心を動かされたということだけ?
特に、最後の遺体を見つけるくだりは、村人たちのそれまでの頑なな拒絶反応とは逆の展開で、ややいきなりな感じもした。
少女の強さや、村の胡散臭さ・不気味さはよく伝わったものの、ストーリー的にはサスペンスというほどドキドキもせず、少女が頑張っているなという印象のみ。
まあ、犯罪物・サスペンス物というよりは、叔父との関係も含めた、家族関係を主に描いた作品なのかも。
観ている間、主人公(ジェニファー・ローレンス)がレニー・ゼルウィガーかと思っていた。年齢的にあり得ないのだが、なんか似ている気がする。。。
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