クロエのレビュー・感想・評価
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あまりに脆い『硝子の家』(家族関係に対する比喩ではありません)
あの誘惑(砂糖のエピソードまではあったとして)に勝てたというだけで、リーアムは偉い。ハリソン・〝インディ〟・フォードなら絶対いくとこまでいってると思う。
たまたまですが、ジュリアン・ムーアを『ショートカッツ』で見たばかりだったので、あの焦燥感が妙に説得力ありました。
それからあのガラスとその周辺の設計。
たぶん建築基準法的には耐震・耐火・強度(防犯)すべてにおいて違反なのでは、と思わずにいられません。
あれじゃあ、ジェイソン・ステイサムとドウェイン・ジョンソンが家の中で暴れるだけで、一軒丸ごと解体できてしまいそうです。
若い体と老いた体
久しぶりの2度目の視聴。少し短めだか内容濃くてやっぱり面白い。どんでん返し最高です。
いつ消えてしまってもいい、あなたの中で残れるのなら。この言葉通りになった。
キャサリンの中では一生消えないいろんな意味でのパートナーになったはず。こうならない結末もできればあって欲しかった。というか見たかったです。
アマンダはこの映画が一番美しく魅力的に見える。
辛い時、何か幸せなことを見つけて気を紛らわせる。この考え方は私も良くやる。
途中で流れたベートベンの幻想曲風ソナタ,月光って"はかない恋"って意味で流したのでしょうかね。
狂気が生み出す美
以前Netflixでキリングミーソフトリーを見たのだけれど同じく、スリリングなサスペンス調ラブストーリーだ。夫婦がぶち当たるような問題を描くというのは、共感できる人も多いかもしれない。
キャサリンは不安と嫉妬の間で葛藤し、アマンダ演じる娼婦のクロエに夫を誘惑するよう依頼するが果たして本当に裏切ったのは誰か…。
女性ならパートナーの浮気を疑ったことや嫉妬したことのあるひとは多いと思う。
キャサリンにとってはそれに自分の年齢や容姿の衰えが直結してるのは言うまでもないが、自分の中の疑いによって家庭を破滅に導くというプロットが切なくあまりに生々しかった。
アマンダの演技は徐々に本性を露わにしてゆく狂気性を帯びたものなのに洗練と美しさを忘れない。
キャサリンへの執着心…おそらく死なずに済んだのに、自らの生よりも彼女の中で永遠に生きることを選んだクロエ。
ラストにキャサリンの頭に輝く簪に気付く息子マイケルというカットで終わらせたのも良かった。
人騒がせだわー
デビッド(リーアムニーソン)が自身の誕生日に、飛行機に乗り遅れたという理由でパーティまでに帰って来なかったのをキッカケに妻キャサリン(ジュリアンムーア)が不信感を抱き、デビッドのケータイを見てしまう。
そこには飛行機に乗り遅れたわけではなく、教え子からの昨日はありがとうと一緒に居たと思わしき内容と写メが、、、。
出産後セックスレスになってしまい、夫は若い女性を誘う時どのように接してるのか気になった妻は、娼婦のクロエ(アマンダセイフライド)に誘惑してみて欲しいと依頼をする。
クロエの報告は生々しくあたかも夫と関係を持ったかのような内容だったが、全て嘘だった。
いつ、クロエはキャサリンをいいと狙い始めたのだろう?(@_@)
スタートもそうだけど、依頼を受けてから寝るまでもうちょっとジワジワ狙ってる来てる感が欲しかったかなー。
奥さんに関しては一人マッチポンプだと思った。勝手に勘違いして、娼婦に浮気調査依頼して、自分もなんでか娼婦と寝てしまい、三人でケリをつけようと機会をセッティングしたら、夫は後から来たクロエを見て、誰?となって、∑(゚Д゚)えー知らないの!?と妻はなり。結局最後は金を払って消えて欲しいとお願いしたが、もう奥さんキャサリンに恋をしてしまったクロエは家にも来て、キャサリンに似た息子にキャサリンを重ねこことも関係を持ち、消えるどころかどんどん迫ってきて、、。もうやめてーと一人でドタバタしてる感じ。
かたや浮気の容疑を着せられた旦那のリーアムニーソンは、誘惑には負けたことはない、と。いつから、空港の送り迎えはしてくれなくなったのだろう。とか、セックスレスも君(奥さん)から触らなくなった、と割と奥さんを大事に想っていた。てか、奥さん!自分結構怠ってるとこあるやん!∑(゚Д゚)それでいてたった一通しか見たことないメールで、ギャーギャー、浮気も不確かなのにここまでー!?って感はあったわねー。
でも長く一緒にいるとああいう場面はあるのかしら。悲しいかな。
でも、評価の星の数は、クロエが可愛かったから、ということで。
ざんねん
アマンダ・セイフライドの豊満なフルヌードは圧巻だった。
それだけかな。
夫の浮気を疑った妻が、娼婦を雇い、夫を誘惑させる。
夫との情事を事細かに報告する娼婦の話を聞き、欲情する妻。
同時に罪悪感を持つ妻を娼婦は魅惑的に慰めるが、それがエスカレートし、ある日ついに二人は一線を越えてしまう。
我に帰って愕然とした妻は、全てを終わらせようと夫と娼婦と三人で会って落とし前をつける機会を設けるが、実は娼婦の報告は全て嘘で、夫とは一度も会っていなかったことが発覚する。
それでもなぜか妻の前から消えない娼婦。
実は幼い頃に母親を亡くしており、妻にその影を映して執着していたのだ。
今度は夫婦の家にまでやってきて息子を誘惑するが、帰宅した妻に見つかって言い争いになり、窓から転落死してしまう。
このことがきっかけで、バラバラだった家族は自分たちを見つめ直す。
なんだかなぁ。
この映画を通して伝えたいことはなんだったんだろう。
すごくマッチポンプな妻だなぁ〜とそればっかり考えていた。
内容とは関係ないけれど、駐車スペースで前の車に何回もぶつかっているのに、「バンパーは大丈夫?ちょっと前に出てくれない?」なんて言うシーンはすごくアメリカ的というか、カルチャーショックだった。
奥さんがひどい
家族全員、クロエに翻弄されとるなと思ったら違っていた。夫とクロエにはなんにもなかったんよな。クロエは奥さんが目覚めさしてくれたとか言よったけど、トイレのシーンでは狙ってしたんじゃないかと思った。どこでクロエが奥さんを好きになったか、さっぱりわからん。最後は息子が可哀想やったな。
駆け足
アマンダが美人。もう一人の女優も大ベテランで良かった。
内容としては、今までにあまりないストーリーだったが、
それだけに最後の展開が惜しい。駆け足で終わらせてしまったような印象を受けた。
しかし、クロエが嫉妬と、復習の炎を心に宿してからの移り変わりは素敵だった。
眼の奥が燃えているような感じがして、思わず感情移入をするところだった。
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