「オトナの童話。」赤ずきん ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
オトナの童話。
何このアマンダって、セイフライドじゃなかったっけ?^^;こないだまで。
いきなりサイフリッドって、、ある程度活躍してから読み名が変わると
いうのもどうなんでしょうかね…人気がある証拠だからいいのかしら^^;
まぁ~色白でカエル顔の彼女、赤ずきんにぴったりな風貌してますねぇ。
可愛い顔していけない子、みたいな(あ、あんまり言ってはダメですかね)
とにかく大人になった赤ずきん、今だに彼女の村は狼に脅かされており、
常にご祈祷&奉げ物の日々。。もちろん彼女も気をつけていたのだが、
ある日自分の姉が襲われてしまう。そして彼らを救いにやってきた神父が
言うには、この村人の中に人狼がまぎれているという…。いったい誰が?
面白いです!だってサスペンスなんだもん^^;誰が犯人!?てやつですよ。
アイツもコイツもみんな怪しい…。でもって、赤ずきんにだけ狼の言葉が
理解できちゃうんですねー。あ~なんだかこれも妖しいよなー^^;と様々な
憶測が浮かんできて、けっこう楽しめます。果たして…犯人はどいつだ!?
まぁ…犯人は最後までわかりませんから(爆)それがハッキリしてからまた
ふり出しに戻ってみましょう。。すると、なるほど…冒頭からのあのシーン、
このシーン…ちゃんと繋がっていくんですね~vそうか、赤ずきんが狼に
狙われるその理由って、こういうことだったのか!?と、童話に楯突くほど
このフィクションは巧くできている。おばあちゃんもビックリー!!ですわ^^;
で、ちゃんとその童話のオリジナル部分も淘汰してるんですね、この物語。
犯人が判明して…その後、彼らがとる行動もなるほど…とやや納得したり。
監督があの「トワイライト」の監督だったので^^;そう考えると、あー(爆)と
思うほどソックリな展開はしますけど、もっとおバカな恋愛モノになるかと
心配したものの、こちらはなかなか面白い展開を見せます。まぁ~ドロドロ
してるんですけどね。。父も母もあっちもこっちも、もう~好きモノだらけか?
っていうくらい、オトナの童話。ですね^^;
少なくとも可愛い子供向けに、こんな赤ずきんはいけません(爆)
しかし歳をとると面白いぞー。いけいけ!GOGO!赤ずきんって感じです。
ある意味大衆化してるんで…^^;
配役もいいですね。
お母さん役のV・マドセン、ますます貫録が出てきて松坂慶子に見えます。
J・クリスティも妖しさ満開、G・オールドマンなど神父より狼にしか見えない。
赤ずきんに絡む新人俳優お二人は、どうなんでしょうね~ブレイクするのか?
あら、マックス君はお父さんがJ・アイアンズだったのね~まさにカエルの子!
(刃物をもった赤ずきんってのも凄い^^;いちばん儚いのは野ウサギちゃんだ…)