劇場公開日 2011年6月10日

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「それなりに楽しめる。」赤ずきん りりーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5それなりに楽しめる。

2011年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

赤ずきんことヴァレリー役のアマンダ・セイフライドありきの作品ですね。
中世の妖しい時代にぴったりの、綺麗な金髪、白い肌、青い目、大人に成り切れていないかもと思わせる彼女の雰囲気。

ヴァレリーと三角関係になってしまう、ピーター役のシャイロ・フェルナンデスは、ワイルド系。
対するヘンリーは優しく穏やかで、少し頼りなさそう。でも、芯の強さも持っている。

「トワイライト」では、≪これは何なんだ!?≫と思った三角関係も、こちらは納得できる。

ゲーリー・オールドマン演じるソロモン神父。
絶対的に善の人より、少しだけワルいんじゃないの~?!と疑う余地のある役がとっても上手い。

お婆さん役のジュリー・クリスティ。
妖しさ満載で、ドキドキ感が増す。

皆が知っている童話「赤ずきん」をベースに発展させたストーリーは面白い。
あの有名なセリフや、狼のやっつけ方などをうまく織り込んで、思わずうふふ~・・・にやり・・・となる。

一体、人狼は誰なのか??
赤ずきんの運命はどうなるのか???
最後まで飽きずに楽しめて、見終わった時の話の整合性にも納得いく。
でも、全体的にもう少し盛り上がりが欲しかった。

りりー