「舞台劇」赤ずきん Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
舞台劇
始まりの映像(風景)は悪くなかったのに、急に視野が狭まって リアリティさに欠ける背景・人の動き。 なんか安っぽいなぁと思いつつ、ストーリーに集中。あっと言う間に 大人の赤ずきん(アマンダ・セイフライド)になっちゃうのですが、やっぱり 映画というより 舞台劇を見ているようでした。
美しい女性に成長した赤ずきん・バレリーは、幼なじみピーターに思いをよせつつ、親が決めた婚約者ヘンリーという 2人の男の間で揺れていた。そんな折、バレリーの姉が何者かに殺される。 魔物ハンターのソロモン神父は、満月の夜にオオカミに変身する人狼の仕業だというが……(作品情報より抜粋)。
やっぱりねー。 『トワイライト・サーガ』に類似するシーンがあると思ったら、監督がおなじだったんですねぇ。。 できることなら、このメンバーで『トワイライト…』 撮ってもらいたいわぁ。
赤ずきん・バレリーを演じた アマンダ・セイフライド。 めちゃくちゃきれいです。 『マンマ・ミーア!』以来の ダンスを披露してくれます。 赤いずきん、似合いすぎ。 サスペンス・スリラーといった感じ。 終始ドキドキ演技のアマンダですが、どこか落ち着いてる彼女を見ていると こちらも落ち着いて見てしまう。
バレリーが、思いをよせるピーターに シャイロ・フェルナンデス。 イケメン① 男らしさを全面に押してる彼。 『トワイライト・初恋』でエドワード役のオーディションを 受けたらしいです。 今となっては ロバPのイメージが定着してますが、シャイロでも悪くなかったのになぁと 個人的に思いました。
バレリーに、思いをよせるヘンリーに マックス・アイロンズ。 イケメン② 可愛い顔立ちで 優しさで押してくる彼。 若かりし頃のキムタクをイメージさせます(私だけ?)演技もソフトなので 印象薄く。。 ショービズ家系出身の彼、これからの活躍に期待☆
オーガスト神父を演じた ルーカス・ハース。 んまぁ こんなに大きくなっちゃって! 『目撃者』でハリソン・フォードと共演した あのアーミッシュ子役ちゃんです。 演技は まあまあでした。 もっと神父のキャラクターがハッキリしていたら、作品自体に メリハリがでた気がする。。 おまけルーカス。
ソロモン神父を演じた・ゲリー・オールドマン。 こちらも キャラ設定が中途半端でした。 良い人なんだか・悪い人なんだか。。 『レオン』の時がいちばん 光ってましたね。
バレリーの父ちゃん・セゼールを演じた ビリー・バーク。 『トワイライト・サーガ』でも ベラの父ちゃん。 特別演技がいいとも思えないけれど、画的に“可愛い娘の父ちゃん”が合ってるということ なのかも。
タイトルに忠実に、あのセリフも あのシーンも組み込まれています。 だから 舞台劇じゃないんだってば!とツッコミたくなる。。 キャスティングは悪くないのに、脚本でミスった感じです。 きれいなアマンダを見たい方向けの 一本です。