「手に汗握るご都合主義」アンノウン ねおきさんの映画レビュー(感想・評価)
手に汗握るご都合主義
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自分の正体を知る前の段階でのカーチェイスのシーンの運転テクニックで、単なる大学教授にしては腕が立ちすぎる、と感じたのだけど、やはりただ者ではありませんでした。
でも、そもそもこの事故で予定が狂うまでは、凄腕の殺し屋集団の主要メンバーだったくせに、なんで急に正義の味方の意識に目覚めて、こうも頑張ったのかが、最後までしっくり来ませんでした。
この事件で「いいこと」をしたからといって、それで過去の罪が帳消しになるわけではないのに、最後には新しいアイデンティティまで手に入れて人生をリセットして、たまたま縁があった女と夫婦になってよろしく暮らそうなんて、そりゃあ、ご都合主義が過ぎませんか。
アクションはまあまあだったけど、ストーリーが強引過ぎるのがガッカリでした。
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