劇場公開日 2011年5月7日

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「最後まで引き込まれる展開」アンノウン NAOさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0最後まで引き込まれる展開

2011年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

評判いいんでいってみました。
見知らぬ男が自分になりすましていて、何故か妻もそれを受け入れている。
アンジェリーナジョリーのチェンジリングや、ジョディフォスターのフライトプランみたいに、行方不明の子供をあたかも周りがいなかったものという風に装うという映画がありましたけど、これもそういうパラノイアだと思い込まされる系?と思ってみたんですが、これがなかなかすごい。
自分の記憶にある写真や、思い出、知り合いとの会話の内容までを相手が知っている?!
見ているこっちまで混乱に陥ってくるくらいの異常事態。
えぇー?って思いながら、最後まで引き込まれてみてしまいました。
舞台はベルリンなんですが、旧東ドイツの秘密警察のユルゲンというおっさんが、なかなかよかったですねぇ。。。渋かった。昔かたぎのポリシーを持ったおじいさんという感じで。
途中格闘シーンや、カーチェイスもありますが、正直カーチェイスはあそこまで必要だったのか、よくわからない。。。迫力はありましたけどね。スピード感あふれるチェイスなどを入れることで、謎でこんがらがってる観客をググッと引っ張る役目も逢ったのかもしれない。。。
最後は予想外な展開でしたね。結構最後まで楽しめました。
リーアムニーソンは96時間に続いてちょっとこういうアクション系。なんか似合わない気がするんだけど。。。いい年だし。でもAチームにも出てたし、色々やってみたい感じなのかな。

NAO