「青春要素の質>ホラー要素の質」Another アナザー AVR0さんの映画レビュー(感想・評価)
青春要素の質>ホラー要素の質
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・原作未読、アニメ未見
・「告白」で知った橋本愛さん→本作という流れ
・ホラー映画は有名所をかじった程度
※役所と役者名が混交しています。ご容赦ください。
主人公と橋本愛さんが”いない者”になった時の校内を駆け回ったり
屋上で一緒に弁当を食べたりするシーンだけが他のシーンとは
裏腹に青春の光に満ちています。
(これは私が橋本愛さんが好きだからなのでしょうか?)
さらにホラー部分も人が死ぬまでの描写がざっくりとしていて
恐怖を煽り切れていない為、アクセントのハズの青春描写が結果的に
メインのホラーを喰っています。
「スープ→サラダ→ステーキ→パン→ゼリーの順に食べて
ステーキ美味かったなぁ」みたいな私の心境。
またクライマックスの「死の連鎖を止めようと懸命になっていた
加藤あいが実は死者で殺さにゃ死の連鎖は止まらないのだ」
のシーンはもう少し加藤あいの心情と2度目の死を受け入れた
”人”としての優しさ等々に触れてあげても良かった気がします。
そうすれば涙も誘えた気がするし。
(死者、加藤あいの目線からの「悲しい」印象)
合宿へ行った際の死ぬフラグを1本ずつ立てては
律儀に人を殺して回収する所は逆に笑えました。
特に切れる電線(妙な尺)と船のワイヤーを掛けるシーンは
必要だったか?と思えます。(「笑える」印象)
最後に、デブが電動ノコギリを使ったにも関わらず、
ミンチにならずカッコよく脱出経路を確保したシーンは
ホラーらしからず、にくいと思いました。
長々と駄文を失礼しました。
そしてここまで読んで下さってありがとうございます。
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