「60歳と25歳のケミストリー」キツツキと雨 Don-chan(Daisuke.Y)さんの映画レビュー(感想・評価)
60歳と25歳のケミストリー
『南極料理人』の沖田修一監督作品。
登場人物の個性や会話、雰囲気が楽しい。
林業の職人(役所広司)
…氣を付けながら木を切り倒す。
キツツキは木を使い周波数を発生させて遠くまで思いを飛ばす生物。
生物学的な息子の浩一(高良健吾)への思いの変化も見どころ。
若い監督の幸一(小栗旬)
…映画製作は空模様を氣にする。
雨は物を濡らすが欠かせない必要な存在であり現象でもある。
自分自身の"自信"という形のない現象の変化も見どころ。
お互いの欠陥を補い合って奇跡を起こす心温まる物語。
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