「アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!」貞子3D 初台験さんの映画レビュー(感想・評価)
アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
この映画のタイトル聞いた時から嫌な予感はしてたけど・・・
何でこれを製作したんだ????
リングシリーズは最初のテレビドラマ版から観てて『リング0バースデイ』で終わったかと思ったが・・・
その貞子が映画の番宣したり舞台挨拶に立ったり
果ては野球の始球式までしたりヾ(゚Д゚ )ォィォィ
もはやマスコットキャラに成り下がってる。
今までの貞子の軌跡を全部無駄にして、土足で踏みにじるような感じ(;´Д`)
世間から非難を受けたアーティストがこの世を呪って伝説の貞子を復活させて世間に害をなそうとして、その貞子がネット上を彷徨って呪いの動画を観た人間をあの世に引きずり込むようになるという内容。
まず山本裕典が貞子を復活させて自殺したってことになってるけど・・・
ニコ動で「さあ、始めよう」と言ったら急に見えない何かに首を絞め上げられて、そこから貞子が這い出てくる。
挙句の果てに繁華街のモニターやら街頭テレビやら、果てはトラックの荷台のどでかいモニターからもド━━━━m9(゚∀゚)━━━━ン!!って
この絵面で大爆笑ですよキャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン
貞子の井戸に行ったらそこから這い出てくるのが貞子っぽい変な造形のモンスターだけど、まるで巨大な便所コオロギ!!!
そこからの展開はもはやモンスターパニック映画。
そして石原さとみが急に強くなって、鉄パイプを武器に便所コオロギをばったばったとなぎ倒す!!!
そしていよいよ貞子本体が出現して、髪の毛で石原さとみを髪の毛でくるんで乗り移ろうとするんだが・・・
橋本愛だから可愛くて全然恐くない(゚∀゚)
つうかこの便所コオロギ、山本裕典が壁に描きまくってた絵にあったな。
何か呪詛の言葉と貞子を復活させる呪文みたいなのを熱心に書いてた描写があったけど・・・
それが見つかるのが2度目に部屋に行った時。
しかも捜索終わってんだろこれ?
何で警察はこんな簡単に見つかるようなのを最初に発見できんのだ???( ゚Д゚)
この壁に描いた便所コオロギが現実化したっぽい(・∀・)
つうかこの造形は一体何事???
これがこのアーティストの書く絵のタッチたとしたら・・・そりゃ世間から馬鹿にされるわな(;´д`)=3トホホ・・
あと田山涼成の部下の刑事が呪いの動画を見つけてそれを観て呪いにかかって上司の所に報告に来るんだけど
なぜかその時貞子よろしくロン毛になってて、報告して死ぬ。
・・・てめえふざけてんのか???(# ゚Д゚)
んでラストで携帯を破壊すると全て終わるという・・・
何でそこで携帯が関係するんだ?
何もそんな説明もなければ描写もないのにいきなり過ぎて何が何やら(´・д・`)
そして山本裕典のアパート?にいた管理人みたいな女がその貞子の屋敷にいて、何か意味ありげに立ってるけど・・・この人一体何???(・ω・)
何もかも駄目過ぎてため息も出ない┐(´д`)┌
そもそも貞子ってのは、生前強力な超能力を持ってたが故に世間から迫害されて殺されて、死後強い恨みを持って悪魔もぶっ飛ぶような復讐鬼になってこの世に復讐する存在なんだよ!!!
それがこんなマスコットキャラに成り下がり、果ては便所コオロギみたいな雑魚モンスターにされちまい・・・
恐らくこれが貞子シリーズでは最後だろうけど、これじゃ貞子が浮かばれない(;´∀`)
繰り返しになるけど、制作陣はどうしてこの映画を作ったのかε-(´・_・`)ハァ・・
何だか3Dが普及してからと言うもの、遊園地のお化け屋敷と同じアトラクション感覚で内容が全くない映画がどんどん量産されてる気がするな~(;・∀・)