「題名に『貞子』と名付ける必要なかったのでは?」貞子3D カーディルさんの映画レビュー(感想・評価)
題名に『貞子』と名付ける必要なかったのでは?
クリックして本文を読む
結局貞子の出番が、前半は多かったものの、後半は最後になるまで出てこなかった。貞子の出番をもう少し増やしてもいいのではと思った。黒幕は、貞子ではなく、貞子を怪物として復活させようとした、大量殺人犯のサイコ野郎だったわけだが、もうこうなったら『貞子』と名付ける必要なかったのでは?現にサイコ野郎のほうが出番も多かったし、貞子より印象に残っている。こりゃリングファンもがっかりするなと思った。(もはやリングと別物。)もうこうなったらこの作品のジャンルはホラーではなく、パニックに近いのかもしれない。
しかし、観客に怖さを演出するうえで3Dを使ったのは評価できる。SEも不気味で結構驚いてる客もいたし、貞子が画面を使って襲い掛かってくる場面や足が昆虫みたいなクリーチャーが主人公を追ってくる場面でも、3Dを有効活用している。これで3DじゃなかったらギリギリVシネマというレベルの作品だったかもしれない。
コメントする