「3D視聴 石原さとみの映像作品として」貞子3D 高トーさんの映画レビュー(感想・評価)
3D視聴 石原さとみの映像作品として
貞子と言うと、リング、らせんだと思うのですが、特に謎もなくホラーでもありませんでした。
PSVRが3D観れるってので、わざわざ観ましたが…
内容はそこそこ薄いですね。
元々、貞子を知っている人前提の脚本のようですし、大した話の通り道もありませんでした。
そもそも、ホラー映画は内容薄いのが多いですけどね。
映像を通してどれほど恐怖を与えるかが第一前提ですもんね。
最初に良かったところをいくつか…
①3DをVRで観てたので音は良かったです
音でビックリしたのは全体通して2度ありました。
②石原さとみが角を曲がって覗き込むシーンは、少しドキドキしました。
③エンディングのSIDの歌がカッコ良かった(これもVR視聴だからかも)
④石原さとみが可愛かった。
以上です。
映画の良さとして評価した観点ではほぼありませんが。
まず、1番ダメなのがCGですね。
2Dで観てないのでなんとも言えませんが(2Dで確認する時間すら勿体なく感じた)、あのスマホのCGやら、ガラスの破片が飛び散るCG、白い和服を着せられた女性が落ちていくCG(これは最初貞子かと思ったけど、実際は柏田が女性を誘拐して生きたまま井戸に落として貞子に生贄として捧げた)
特にコレはCGと言いますか、合成写真レベル(笑)
CGのレベルがPS1位のレベル。
それくらいの年代だったか?と確認したところ、2012年上映なのでPS3よりも後。
PS3が2009年。
映画のCGが家庭用ゲーム機に負けてちゃ話にならない。しかもPS1レベル。
次に、最後の山場から和風アクション的な感じに堕ちている事。
井戸の中から最初に出てきた足の長い黒髪が長いモンスターみたいなのが貞子と思ったけど、何体も出てきたので違うと確信した。それなりに少数だと思ったので柏田が誘拐して井戸に突き落とした女性がモンスター化したのか…なるほどと思った。
バイオハザードのハンターみたいな感じで少し似ている…パクリか…とか思ってたら、ジャンジャン出てくるわ(笑)
井戸に突き落とした女性でも無かったらしい。
じゃあアレはなんなんだってなりませんか?
最後の孝則が茜を救い出すシーンも、スマホを壊して助けると言う…
スマホを壊せば普通、茜も死んでしまうのでは…
1時間32分でしたっけ。ありますけど、1時間15分くらいは石原さとみが画面に映り込んでいて、ファンなら観なきゃとは思います。
ファンじゃ無ければ観る価値は無いかなと思いましたね。
音は良かったので⭐️1つです。