劇場公開日 2011年4月30日

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「摩訶不思議な高揚感を道子様から贈呈された^^;」アバター septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0摩訶不思議な高揚感を道子様から贈呈された^^;

2011年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

超超超超超
ストライクゾーン
狭いと思いますけれど
(ウィリアムテルのリンゴなみ)、
わたしにとってはいろんな意味でツボ
上映後、映画館の外に出た後もニヤニヤ
笑いが、表情から消えなくて大変だった(苦笑)

“悪役を演じるのは楽しい”

そんな話を聞いたことがあります。
今作、悪役とまでは言いませんが、
橋本愛さんも、もう一人お目当てだった
水沢奈子さんも、不思議な感覚があったのではないでしょうか。

私が男性だからというのが
一番の理由でしょうが、女性で、
しかも美系の悪役には、物凄く弱いんです。

だから、レビューを書いている
戦隊作品も、ヒロイン側だけでなく、
ヒール側も、どなたが演じるのかチェックしてしまいます。

今作、集団催眠と言いますか、
見ようによっては非常に怖い作品なのですが、
橋本愛さんと水沢奈子さんが異常な世界の虜に
なっていく様子と、そんな二人に洗脳されていく
周囲の様子に、興奮してしまう、自分自身、ちょっと
やばいんじゃないの!あんた!!と突っ込みたくなる
心理に陥ってしまいました(あなたも洗脳されてますね)

2人が異常な世界の虜になる
動機づけも確固としたものがあります。
だから、2人の心情に共感をしてしまう。

気がつくと、
次は何をやってくれるんだろう
もっとやれ!もっとやれ!!と、
けしかけたくなってしまう。

『悪魔を見た』『ビーデビル』(ともに10)
この時も観賞をしながら自分の悪魔的な心理に
気づかされ戸惑いつつも興奮していたのですが、
今作も、ひょっとしておかしい?危ない人??と
思いながらも、加害者への共感と興奮を消し去ることができませんでした。

劇場の張り紙には
演技云々と書いてありましたが、
案外、素でやった部分もあるのではないでしょうか。

もっとも水沢奈子さんは、
作中に登場する某シーンで、

「本当に○○んじゃないかと思った」

それを読んだのち、映画を見ることと
なっってしまったのですが、これもマジ素で苦しそうでした。

そんな、水沢奈子さん
ルックスは可愛い系なのに、
『GANTZ PERFECT ANSWER』といい
今作といい、どうもキワモノ系にに行ってしまっているような。

まぁ、両作とも、
興奮はさせてもらえたので、
喜ぶべきなんでしょうけどね(苦笑)

★彡     ★彡

一応念のため、、、
今作、決して3Dでもなければ、
ジェームス・キャメロンも絡んでいません。
純然たる2DのB級系アイドル映画です(キッパリ)

『学校の怪談』(07)という
作品でも同じ感想を書いたのですが、
特殊な4点を(ホントは5点でもいい気が)つけます。

自己否定をするようでなんですが、
1点が続出しても不思議でありませんし、
むしろ、そのほうが健全な気もしますね、ハイ(苦笑)

septaka