メカニックのレビュー・感想・評価
全16件を表示
内なる声に従え〜 周到な準備が勝利を招く
手際よく暗殺を重ねるジェイソン・ステイサム。「 スナッチ 」のキャラの方が好みでしたが、中盤以降から怒涛の展開に。
共演のベン・フォスターも負けていませんでした 😎
ー 存在すら悟られないこと … それが最高の仕事だ
ー 復讐心は人を冷静にする
BSテレ東を録画にて鑑賞 (吹替版)
硬すぎるよなあ・・
...............................................................................................................................................
殺し屋のジェィソンが、自分の師匠を殺す。
組織からの命令は淡々と遂行するドライな男だった。
やがて師匠のろくでもない息子が弟子入りを志願して来た。
罪滅ぼしと思ったのか、みっちり仕込んで、粗削りなりに育てた。
そしてコンビで大きな仕事を成し遂げた。
もはや父殺しの罪は公然の秘密のようなものだった。
息子は独立してやって行くと言い、ジェイソンを暗殺しようとする。
しかしベテランのジェイソンはそれを読んでいて、見事に返り討ち。
...............................................................................................................................................
いつも思うんだけど、ジェイソンはハードでドライ過ぎる。
彼の演じる主人公は人間的に融通がきかない感じばかりよな。
格好いいんだけど、どうも感情移入できないわな。
手際が悪い
当時、映画館で観ました。
ステイサムがクールな殺し屋アーサーを演じてます。
ドナルド・サザーランド演じる友達のハリーを殺すよう依頼され、それを遂行しますが‥。
ハリーの息子スティーブン(ベン・フォスター)を弟子に取り、殺しのノウハウを教えていき‥。
ハリー殺しは雇い主のディーン(トニー・ゴールドウイン)に仕組まれていたことを知り、二人で復讐。
このちょっと前に、ディーンの居場所を吐かせる為に、部下の男の家族を人質にするシーンがありますよね。
まさか本当には粉砕機に手を突っ込ませないだろうと思ってましたが、彼女の手が無事で良かったです。
結局ハリーを殺した人物に気付いたスティーブン。しかしアーサーは、自分の死を偽装して生き延びます。
スティーブンは、車と一緒に死亡。
今回のステイサムは本当に手際が良すぎでしたね。
私はヒロインっぽいミニ・アンデンさんはきれいだと思います。
続編も作られましたね。
私は、今作のほうが好きです。
リアリティ
死に方を偽装できる凄腕のプロ
プロフェッショナルモノならリアリティが無いと白ける。
まずボスが自家用機で乗り付け、僅か15分だけと言って殺し屋と会う
自家用機の意味は大物に見せたい演出?、殺しを家業にする者が偉そうに表に出てくるだろうか。
身内のハリーマッケンナを的にするならリスク分析するはずだろう。
死んだはずの奴が偶然にもアーサーに出会ってしまうミス、素人集団なのだろうか。
そしてあっさり殺されるボス。
最後の爆破どんでん返しがやりたかったんだろうのコメントには同意してしまう。
結末は好みでした。
悪党に騙されていいように利用された後で真実を知って徹底的にやり返すというよくある展開ですね。
主人公の行動がよーわからんという声もまあ分かります。
殺しの師匠がターゲット、それを迷いながらも実行に移す主人公…師匠は殺されることを分かっていて抵抗するどころか主人公が用意した筋書き通りに動いて素直に死を受け入れるわけです。
そして主人公は弟子入りしてきた師匠の息子を鍛えますが紆余曲折を経て父親の仇が主人公だと分かると殺害計画を練って実行。
ところが全て見抜かれていて返り討ちに遭って木端微塵に吹き飛ばされた弟子…。
一見意味不明だわ!と思うかもしれませんが仮に主人公が素直に殺されることを受け入れたとしても殺し屋として一流から程遠い、半人前にもならない弟子が独り立ちしたところで長生きするのは無理でしょう。
師匠だからこそ牙を剥いた弟子を容赦なく叩きのめした、と。
これもある意味1つの愛情かなと解釈しました。
ストーリーはありきたり、結末もお決まりのじゃ面白くないですし。
う~ん、ステイサム
コロンビア。大邸宅の室内プールで一人泳ぐ麻薬王を潜水服のアーサー・ビショップが窒息死させて逃亡する。ルイジアナ州、ニューオーリンズ。自宅に戻ってきたビショップは今回の暗殺を反省しながら、暗殺の何たるかを独白する。そして先輩であるハリー・マッケンナ(サザーランド)に報告。報酬をもらう。インターネットで怪しげなサイトをクリック。文字化けしたかのような暗号文をちょいと細工をすると次なる以来が待っていた。ハリーを殺せ!直接ボスのディーン(トニー・ゴールドウィン)に確かめる。ハリーは車いすに乗っていたこともあり、もう仕事は無理だ。おまけに多額の借金、バカ息子に振り回され、金が欲しかったため、多額の報酬である仕事を相手側に漏らしたのだ・・・その密告のため組織の手勢5人が殺されてしまった。
しかし、すぐには殺そうとしないアーサー。ディーンに狙われていると教え、ハリーを逃がそうとする。が、そうではなく、地下駐車場までおびき寄せて銃殺だ・・・
“AMAT VICTRIA CURAM(周到な準備が勝利を招く)”と彫られたハリー愛用の拳銃。証拠を残さないためにカージャックの犯行に見せかけたアーサー。この拳銃が後にガレージで見つかったために波乱の展開となる。
墓地でハリーの息子スティーヴ(フォスター)と知り合い、彼を訓練するアーサー。彼の判断で依頼された殺しをスティーヴにやらせてみた。心臓麻痺を起す薬物を飲ませるように指示したのに、彼は指示通り動かず、体力勝負でやってみる。ターゲットは2メートルの巨漢。その上別の組織のメカニック・・・ただし、ゲイ。証拠を残しまくるがなんとか暗殺に成功。
ここからがオリジナルとは違った展開で、カルト教団のデブ教祖を2人で殺し、追手を振り切ったところへ、ハリー暗殺の原因となった男が生きていたことで、ディーンに騙されたことに気づく。そして、スティーヴも父親を殺したのがアーサーだと気づくのだ。すぐにもアーサーを殺したい気持ちを抑え、協力してボスであるディーンを殺す。まるでターミネーターのように無茶苦茶な方法で・・・
さらにラストもオリジナルとは異なる。ガス・ステーションで爆死させたつもりだったが、アーサーは生きていた。スティーヴはオリジナルと同じく車の爆破で死ぬ。
チャールズ・ブロンソンの渋さなんてのはジェイソン・ステイサムには似合わないのか、ド派手なアクション満載の映画となっていた。こうも派手だと他の彼の主演作と区別がつかなくなりそうなほど。
ステイサムである必要あったかな。。
ジェイソン・ステイサムって、トランスポーター以降、こういう90分前後のちょっとB級な作品にめちゃくちゃ出てますよね。前から思ってましたが、あまり仕事を選ばないというか。たくさんの作品で見れて嬉しいんですけどね。そんな量産型ステイサム作品の筆頭、「メカニック」です。
この作品、正直に言うと、今ひとつでした。個人的にステイサムの最大の魅力は、カンフー映画ばりの格闘アクションだと思ってます。
この作品ではほとんどキレのあるアクションシーンはなかった。ちょっと取っ組み合ってるようなシーンがあっただけでした。むしろ、わざわざステイサムじゃなくてもよかったんじゃない?と感じるぐらいでした。
ストーリーもステレオタイプな展開で、全然意外性なし。しかも、暗殺が淡々と続いて行くだけで、ピンチらしいピンチもなく、盛り上がりにかけました。普通こういうアクション映画って、最初にガツンと派手なアクションシーン入れるけど、そのツカミアクションもパンチ力なかったなぁ。
そして、主役のアーサー。あんなに後悔するんだったら、ハリー殺さなきゃよかったのに。。アーサーがディーンの依頼に固執する意味もよく分からなかった。ハリーを殺して、罪滅ぼしに息子を訓練?じゃあ、なんでその息子も殺した?自分を殺そうとしたから?父親を殺した相手だと知ったら、殺そうとするかもしれないじゃない?そんなだれでも分かることを承知で弟子入りさせたんじゃないの?アーサーの行動原理が最後まで理解できませんでした。
ラストは好みが分かれるかもしれませんが
ジェイソン・ステイサム主演の有名どころの映画って、大抵あまり頭を使わずド派手なドンパチがあって格好良くカーチェイスして、って感じで、ジェイソン・ステイサムが格好良く見えることがメイン、他は程々みたいな(それは言い過ぎか)のが多い気がしますが、今作はむかーしにオリジナル版があって、内容はオリジナル版ほぼそのままに、配役だけ変えてのリメイクだったそう(自分はオリジナル見たことありませんが)。
そのせいか、ラストは普段のJS映画より若干後味が悪く感じますが、自分はこのくらいあっさりしている方が好きです。
あらすじ:
主人公のアーサーは殺し屋で、仕事に感情は挟まず、着実に任務を遂行することから評判の高いプロ中のプロ。ある日親友であり恩師であるマッケンナが大金を盗んだとして殺害するよう言われ、戸惑いながらも仕事をこなす。しかし、マッケンナの息子スティーブがヤケを起こし、父親殺しの犯人と思しき人間を片っ端から殺そうとするのを見かねて、スティーブを弟子にする。最初は不出来であったもののすぐに相棒として一緒に仕事ができるまでになったスティーブ。パートナーとして暫くは上手くやっていた2人だが、仕事をする中で自分の父親を殺したのはアーサーだと気付いたスティーブは…
以下、ネタバレ
ラスト、嫌な予感がしつつも「そのまま仲良く続けろよ~~~~!!」と念を送り続けてみましたが、ダメでした…笑
まあ、親友殺しはハメられた結果だったとわかった時点で、アーサーは殺し屋稼業辞めるのかなーとか、スティーブの性格を考えても2人で穏やかな生活なんて考えられないよなーとか考えて、こうなるんだろうなとは思ってましたが…スティーブは、技術面では成長したけど内面は何も成長しないんですよね。
アーサーはマッケンナを殺す前と後で心情の変化があったのは明らかなんですが、スティーブは…序盤にマッケンナが「あのダメ息子はアカンわ~」と話していたまま。父親を困らせていた時のまま。父親殺しの犯人捜しで片っ端から殺そうとしていた時のまま。アーサーはそれを見かねて鍛えてくれたにも関わらず、内面はなーんも成長してない。
技術を磨いて仕事を上手くこなせるようになって、一見成長したように見えても、ダメ人間はダメ人間なんだなーと思わされるラストでした。
ていうかアーサーを殺すにしたって、雑過ぎでしょ!仮にも自分の恩師なんだから、あの程度で死ぬような人間じゃないとわかるはず。
アーサーは殺しの技術だけでなく、『周到な準備が勝利を招く』という思想までも恩師であるマッケンナから受け継ぎ、忠実に守っていたけど、スティーブは完全に技術をパクっただけ。しかも粗削りで、とても恩師を殺せるほどの技量はない。なのにつけ上がった結果があのラスト。
アーサーどころか、自分の父親であるマッケンナの思想すら受け継げない。そりゃダメ息子と言われるわ。
個人的にはアーサーの筆跡可愛くない!!?ってところに目が行き過ぎて、スティーブの無様なラストにはあまり何の感情もわかなかったんですが。
まぁ~本人は復讐遂げたつもりになって死んだわけだし良いのか?本気で殺せたと思ってたらかなりおめでたいけど。
登場人物の感情が緻密に描かれてはいませんが、自分はこのくらいがちょうど良いかなと感じます。あまりキャラクターに思い入れて暗い話にするより、このくらいあっさりしててくれた方が、見終わったあと胸糞悪い映画だったなぁ…とウンザリせずに済むので。
とはいえ、ストーリーが大雑把な単なるドンパチ映画ではなく、きちんと理由があって動いていくので、まあまあ納得の展開ですし、テンポも良く、恐らくJS映画に観客が期待しているであろうアクション要素もちゃんとあり、派手なカーチェイスもあり、久々に全方向にバランスの取れたアクション映画だった気がします。
個人的には満足でしたが、何でか後で思い返そうとすると殆ど何も思い出せない映画…決して退屈する映画ではないし、面白かったんだけど。何でだろう?
『周到な準備が勝利を招く』
これだけは殺し屋じゃなくても胸に留めておきたい言葉ですね。
殺し屋師匠ステイサム
「メカニック」シリーズ第1作。
サンテレビ「シネマスタジアム『ジェイソン・ステイサム祭り第1弾』」で鑑賞。
オリジナル版は未見です。
どうしてんサンテレビ! 珍しいやんか、「シネマスタジアム」でこんな企画してくれるなんて! 「午後のロードショー」みたいやん! 開局50周年やから?
それはさておき、いつもなら勢いのあるアクションの乱れ撃ちで魅せてくれるジェイソン・ステイサムですが、本作では暗殺のプロフェッショナルに扮して華麗な殺しのテクニックを披露。今まで知らなかった魅力に溢れていました。
でも最終的には、本来のステイサムらしさが全開でした!(笑) ハチャメチャなカーアクションと銃撃ちまくり…。「そこまでするんか!」と叫びたくなるような大爆発で締めてくれたので、なんだかめちゃくちゃ嬉しかったです(笑)
アーサーが....
メカニックワールドミッションの方を先に見てしまったので参考にならないかもしれないが、
アーサーの弟子的な?奴がちょっと主体になりすぎてる。アーサーの活躍が見たかったのに。
だが終始真面目なアクションよりも、横の座席に置いてあった手紙を見て馬鹿にした直後、車が大爆破するといった笑いを取れるアクションの方が好きなのでそういうのは気に入った。
ビショップが強すぎて沈黙シリーズ状態に
総合 :52
ストーリー :12
キャスト :10
テンポ :12
演出 :8
見返したい度:10
アクションはジェイソン・ステイサムの他の作品と比べるとそこまで無く暗殺に徹していました。
時間も90分と短かったですが話はまとまっていました、後でも書いてますがもう1エピソードは欲しかったですね。例えば息子が復讐するか葛藤するシーンなどは必要だったんじゃないかと思ってしまいます。
ビショップ以外のキャラが弱かったのも少し残念ですね、メインの敵もあっけなく殺されましたしハリーの息子ともこうなるとは分かってましたがもう一つくらい波乱があって欲しかったです。
ピンチらしいピンチが全くないという沈黙シリーズと共通するものがあります。
次作ではもっと追い詰められるビショップを見れる事を期待しています。
暗殺という反社会的な行為は全く理解できないし、当然、与することはで...
暗殺という反社会的な行為は全く理解できないし、当然、与することはできない。
しかし、だからこそ暗殺の悲劇を理解することができた。+2.5点
手際の良いアクション、何歩も先をいく周到な準備、思いもよらないギミック、そして、何と言っても全く無駄のないシナリオに驚いた。+1点
いつもの暗殺
朋友の裏切りを知り暗殺
朋友の息子の世話・特訓
朋友の息子と
偶然に矛盾を発見
命を狙われながら徐々に近づき復讐
朋友息子に仇を討たれる
と思わせておいて反撃
日常に戻る
ラストが
何か違った・・・
弟子が自分を殺しても構わないという、師の償いの覚悟と、親父の仇が師であったと気付いた後の葛藤に悩んだ末、やはり殺すこと等出来ないという、気持ちがこの師弟には欠乏してた模様(笑)
それ以外は良かったのが勿体ない。
周到な準備が勝利を招く
久々に楽しめるアクション映画。
監督は「コン・エアー」「トゥームレイダー」を創っている。
両作品とも好きだ。波長が合うというやつか。音楽も気に入った。
オープニングの暗殺は、多くのボディーガードに守られている麻薬王を、屋内プールでの溺死にみせかける。
暗殺者は標的にどれだけ近づけるかが成否のカギといわれる。
遠距離から高性能銃で射殺なんてのはいけてない。
それから、標的を始末した後の現場からの脱出。
登山も登頂に成功した後の下山が困難らしい。
冒頭からアーサー・ビショップの暗殺者としての優秀さが描かれる。
優秀であるがゆえにアーサーは、恩人のハリーを組織の裏切り者として抹殺しなければならない。
アーサーのクールさからは考えられない行動(ハリーの息子を弟子にする。ハリーの愛用の銃を手元に置く)もあるが、物語の展開上必要なのだから目をつむるしかない。
アーサーが父親の復讐に燃えるハリーの息子を諭す言葉。
動機のある殺人はするな。なるほど、バレるような浮気はするなということか。
ラストはアーサーがクルーザーで釣りでもしているシーンかと考えたが、プロはそんな甘くない。
伏線ありの過激なラストで楽しめた。
「周到な準備が勝利を招く」
社会生活においても頭に入れておくべき言葉だろう。
全16件を表示