「人を動かす原動力」ウェイバック 脱出6500km toさんの映画レビュー(感想・評価)
人を動かす原動力
過酷な脱走劇をメインとしている。
雪のシベリアからモンゴルに入り
砂漠を越え、中国へ。チベットへ入り
インドへと逃れた。
当時の情勢としてはモンゴルに
入ってもソ連とお友達なのでダメ。
果てしない砂漠を越えれる保証もない。
砂漠を越えても中国内は日本と戦争中。
それでなくても、蒋介石と毛沢東で
内戦状態で不安定。
唯一チベットは独立を維持していたため
安息の地だったことがわかります。
が、チベットも1950年には中国人民解放軍に
占領されてしまうので、ヤヌシュ達が
逃げていた時代はギリギリ迎え入れてくれる
最後の世代だったのかもしれません。
ポーランドも民主化して40年しか
経っていないことに驚きました。
本当に奇跡の連続で出来た物語。
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