劇場公開日 2011年9月17日

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「アイドル俳優の進化」アジョシ とくさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アイドル俳優の進化

2011年9月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

興奮

試写会にて

甘ーい韓流作品ではなく、万人受けの作品ではありません。
でも個人的には、よかったんですよね~。

ウォンビンって、アイドル俳優のイメージがずっとありましたが、
この作品では、アクション俳優といってもいいくらい
スタント凄いです。肉体美も「すげっ」と思いました(笑)

大まかストーリーは、質屋のテシクと隣人の子供・ソミの物語。
ソミの(どうしようもない)母親のせいで、犯罪組織に拉致された
ソミを助けるために、巻き込まれ奔走する・・
クスリ、人身・臓器売買・・と心が痛む内容です。

過去の傷に世離れし生きるテシクと孤独な少女ソミ、という
内容としては、韓流バイオレンスには、よくありそうなのですが、
こうなるのかな、と思うと、そうなって進んでいきます。

けっこう、グロいシーンもありますので、苦手な人はご注意。

セリフ少なく寡黙で、気持ちいいくらい強いウォンビンと、
ソミ役の子役の演技はグッと来ますし、
駄菓子屋のおじいちゃんが、この作品の一服の清涼剤になってます。
あと、平井堅似の敵の殺し屋。ホントはいいヤツで、
言い訳もせず戦ったのは、個人的によかった!

いや~、それにしてもウォンビン、見直した。
前作品の『母なる証明』観たくなってきました。

もうひとつ。
余計な事ですが、ウォンビンは短髪がお似合いだと思います。

とく