「意外に良いです。それと、高嶋政伸にビックリ。」探偵はBARにいる 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
意外に良いです。それと、高嶋政伸にビックリ。
東直己の小説「ススキノ探偵シリーズ」の第2作「バーにかかってきた電話」が原作。ちなみに、「探偵はBARにいる」と言うのは第1作のタイトル。
「ススキノ探偵シリーズ」と言う事なので(?)、北海道の大スター大泉洋が主演です。この人は、基本・・・って言うか、絶対コメディ・バラエティの人だと思うのですが、そのためか、ハードボイルドコメディ映画?と言う不思議なジャンルを形成してしまったようです。もっとも、原作でもそうなのかどうかは、原作を読んでいないので不明です。
不思議なのは、相棒は、高田と言う事で苗字は明らかになっているのですが、主人公の探偵の名前が絶対にでてこない所。推理小説にはそう言う形態の物はよくあるので、これもそれにならった形態なのだと思います。でも、高田は空手師範代と言う設定なので、強いのはよく分かるんですが、探偵も意外に強いみたいですね。
ところで、高田の車が光岡ビュートなんですが、あんなにボログルマとして描かれてしまって、光岡自動車としては大丈夫なんでしょうかね? 抗議が来ていないか、余計な所が気になってしまいました(笑)。
かなり意外だったのが、探偵を拉致した男が高嶋政伸だったと言う事。言われてから見ても、全然彼だとは解らないんですが・・・。ホテルマンも、あんな下品な演技をする様になったんですねぇ。ちょっとビックリです。
全般として、ハードボイルドコメディ的な要素はさておいて映画の内容としては、サスペンスの要素もしっかりとしていて、結構いい作品です。途中「え?そういう事??」と騙され気味になるのですが、やっぱり結末は、予想通りの結末。小雪を完全な悪役には出来ないですよね。
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