ツレがうつになりまして。のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
吐き気とか、振り子とか、「わかるわかる」と共感。
「鬱になった原因から鬱になった意味を考えるようになった」
言葉が凛としていて、つい真似したくなるけど、
本当に、
前向きな日もあれば
落ち込む日もあるわけで…
「流れに身を任せよう」と他人は言うけど
流れに身を任せると「自動的に悪い方悪い方に考える」わけで
その繰り返し
でも、そこから見えてきた景色があることも本当なんだよね。
"自己啓発本を馬鹿にしてたけど、自分がなってみてよくわかった。これを必要している人もいるんだよね。"
正確な台詞は違うけど、出版社の方の言葉や
「頑張らなくていいんだよ」や
ツレからの感謝の言葉
何より「人との繋がりが当たり前じゃない」と気づけた、というか「自分が居てもいいんだ」と実感した時に安心して、安心して、安心して、感謝するんだよね
良い涙を流してスッキリ出来ました。
暫くしたらまた観よう
タイトルなし(ネタバレ)
宮崎あおいと堺雅人が可愛いい夫婦でいい。
実際はだいぶ年の差ありそうだけどしっくりきてました。
そして最初はグロかったイグが最終的には可愛くみえるという。
予告編では明るい感じだったので、ウツにはなったが、
元気を取り戻したよ系の話だと思いきや、だいぶ重いシーンもあります。
最後のクレーマーおじさんの「ありがとう」の一言の解釈ができずに困っています。
やや後半間延び
明日は我が身
夫に守られて生きてきた売れない漫画家の「ハル」さんが、夫のうつ病発症をきっかけに自分の人生や夫との関係、仕事への向き合い方などをひとつひとつ見直し、夫を支えながら夫婦で成長していく物語。
相手がうつになっても取り繕ったり必要以上に優しくしようとしたりせず、言うことは言う、嫌なものは嫌(納豆とか!)、なハルさんの態度がすごく好印象だった。
ツレのお兄さんみたいな無神経な存在は、うつが比較的世に知られるようになった最近でもやっぱりいるのかなぁ。
もっと年代が上の人(例えばツレのお父さんとか)の方が「病は気から!」っていう根性論的な考え方をする人が多い気がして、もっとリアリティがあったような。
相手を思いやる気持ちの有無に年齢は関係ないっていうメッセージでもあるのかな。
お兄さんはともかくとして、総じてツレは理解ある家族に恵まれたなぁ。
うつ病に偏見を持った登場人物ががいかに少ないか。
きっと映画のテーマは夫婦愛、家族愛だからそう思って観ればほっこりと心温まる素敵な映画。
でも実際は心のどこかで「現実は理解を得るのもっと難しいんじゃね...?」と思ってしまう捻くれ者の私もいた。
そして最後ツレが講演をするっていう展開にもやや抵抗が...会場に揺蕩う優しさの渦みたいなものがちょっと不気味で、引いちゃいけないんだけど、引いちゃう感じ。
昔通っていたカウンセリングの集団セッションに似ている。
ツレが自殺未遂をしたときの宮崎あおいの演技には息を飲んだ。
名前を呼んだり何かセリフを言ったりするんじゃなくて、ただ「あ、あ、あ・・・」って声にならない悲鳴をあげながら駆け寄っていく。
ハルさんが本当に動揺ているのが伝わってきた。
やっぱすごい女優だなぁ~、宮崎あおい。
この映画を見て、その数日後に友人の結婚式に行って、自分が結婚したのもう四年前かい!ってなって、なんかいろいろと思うところがありました。
月に一回くらい結婚式に行って、その都度リセットして気持ちを新たにしながら生きていきたいよね。え、他力本願?
ちなみに、ちょい役でもいいから小出恵介が出てきてたら星5つの最高評価でした(何の話
うつの啓発にはよさそう
イイ映画です。
理解ある妻がほんのりと幸せをもたらす幸運な事例
総合60点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
仕事の忙しくない自由業の妻が現実を受け止め理解を示して支えてくれて、のんびりとした雰囲気の中で家に彼の逃げ場があったのは幸運だった。さらに幸運にも、妻は漫画家として自立も出来たし、身近なことを題材にして本も出せた。愛情のにじむ温かみのある話に仕上がったと思う。
だけどこのような幸運な人ばかりでもないだろうし、むしろ仕事もなくし家族からも理解されないような人って多いのではないかな。幸運に恵まれなかったそんな普通の人々はどうなるのだろうか。観ていてそんなことを想像していた。それとうつになるまでに過程がかなり省かれていて、そうなるまでの苦しさがあまり伝わってこなかった。うつからの癒しはあったけれど、厳しさの描写は足りないように思った。悪い作品ではないけれど、そんなこんなで何となくはまれなかった。
温かさがある
仕事を辞めないと離婚する
うつ病を経験したものです。この映画を見てすばらしいと思ったことは、ハルのセリフです。その中で特に印象に残ったのは、「仕事を辞めないと離婚する」という言葉。普通の人なら言えないかも。うつ病は一見、本当にうつ病にかかっているのかどうかわからないうつ病患者も多い。つらさなどうつ病にかかっている人しか分からないのです。精神科の医師もわかりません。本当につらいから自殺を考えるのです。他人が「頑張れ」などと明るく言ったらとてもとてもうんざりです。
ハルのような妻がいたらどれほどうつ病患者は自殺しないで済んでいることか…
この映画を見て少しでもうつ病のこと分かっていただければとても大きなことだと思います。監督に大感謝です。
ツレが、屋上から下を見るシーン、とても恐ろしくて見ていられませんでした。食欲もなくなるし、何にも興味がなくなり、生きていることすらつらいのです。
この自分のつらさを他人に分かってほしいのです。無理だけれど・・・
うつ病は「心の風邪」とは昔から言われてきたけど、うつ病になった人しかわからないとんでもない「悪魔の風邪」です。
私もそうでしたが、もし一人で苦しんでいたら死んでいたかもしれません。人間、自分が苦しいと他人のことなんか気遣いできません。ツレはハルに気遣いができていたけれど。
今は、うつ病もほとんど治って、今まで以上に周りの人々に気を使って優しく対応しています。
ほっこりとできる作品でした
割れないであることに価値がある。
うつ病という病気がまだまだ認知されていないイメージがありますが、現代社会に置いてとても身近なもので誰もがなり得ると思いました。
とても素敵な夫婦でああいうふうに支えられる奥さんに将来なれたらいいなと思いました。
私もうつになりまして
ツレさん
視聴者の立場による
原作は読んだことがないのですが、予告映像等で眼鏡の堺雅人の弱々しい仕草ににやけたのでレンタル。
うつ病を題材にした作品、ということで重い社会派ドラマかと思いきやほのぼの。
私の周囲にも数年前うつ病で会社を退職し、閉鎖病棟に入院までした方がいましたが、その負担が私の生活にも大きく影響したので結構恨んでいます。
仕事に行きたくないのは誰だって思うこと。うつ病だなんて怠惰でしかない。仮病もいいとこじゃないかと私はこの映画を見た後も思っています。
堺雅人演じるツレが退職した後なんて嫁さんとゴロゴロいちゃつきだしますからね。幸せな日常の風景の一場面かもしれませんが捻くれた私には反感モノ…。
序盤のエプロン姿とカメフトンはかわいらしかったです。
うつ病というものにまっったく触れたことのない人には新鮮でほのぼの夫婦愛として純粋に楽しめるのでしょうかね?
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